...彼女は細かいことに拘泥してストレスを感じている...
...この案件に拘泥せず、他の視点からも見てみましょう...
...彼は自分の意見に拘泥して、他人の意見を聞き入れない...
...テストで点数に拘泥するよりも、自分がどの部分で理解不足があるかを分析しましょう...
...デザインに拘泥していたため、期限を守れなくなってしまった...
...蓋(けだ)し二氏は罪過説に拘泥(こうでい)する時は命数戯曲...
石橋忍月 「罪過論」
...しかしそんなことにあまり拘泥すると美術学校の落第生のような画になってしまう...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...岡田はすでに酔って何事にも拘泥(こうでい)せずへらへら口を動かした...
夏目漱石 「行人」
...この人は全く胃が健康だから胃に拘泥(こうでい)する必要がない...
夏目漱石 「野分」
...下劣なる趣味を拘泥なく一代に塗抹(とまつ)するは学人の恥辱である...
夏目漱石 「野分」
...腹の中で拘泥しているのである...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...彼女が一口拘泥るたびに...
夏目漱石 「明暗」
...しかしこんな詩的な話しになるとそう理窟(りくつ)にばかり拘泥(こうでい)してはいられないからね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...そんなに拘泥(こうでい)しなければならないのか...
本庄陸男 「石狩川」
...文字に拘泥するな――小説とも称べ...
牧野信一 「卓上演説」
...もう余にはあの言葉に拘泥する気はない...
牧野信一 「余の倅に就いて」
...自分とのことに拘泥したりする必要のない程自分たちの結合は時間的に短かかったし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...神経質になって拘泥するなどのことは決しておありなさるまいからと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...拘泥して居りませんから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...拘泥すればこそ標準を憎め...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...君は又そんな事に拘泥せぬ性分であったのである...
森鴎外 「二人の友」
...文字も韻律も正確さに拘泥(こうでい)しておらぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...漢字の字義に拘泥した手数を掛けて...
柳田國男 「地名の研究」
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