...彼女は細かいことに拘泥してストレスを感じている...
...この案件に拘泥せず、他の視点からも見てみましょう...
...彼は自分の意見に拘泥して、他人の意見を聞き入れない...
...テストで点数に拘泥するよりも、自分がどの部分で理解不足があるかを分析しましょう...
...デザインに拘泥していたため、期限を守れなくなってしまった...
...拘泥(こうでい)しなければならない...
芥川龍之介 「野呂松人形」
...又いかなる宗教宗派のドグマにも拘泥しない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...私はこんな順序に拘泥せずしかも手本もなしに美人画を腕に摂(つ)め込むまでには...
上村松園 「雷同性に富む現代女流画家」
...歴史的には意義のあるこの称呼とそれによって作られた人為の畛域(しんいき)とに拘泥すべき時ではない...
津田左右吉 「東洋文化、東洋思想、東洋史」
...ただ箇々の語句に拘泥して...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...教育者として漫りに金錢に拘泥することの陋劣なるを痛罵した時に...
長塚節 「教師」
...そういう「瑣細(ささい)な点」に拘泥してはおられない...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...すべての拘泥(こうでい)を超絶したる活気である...
夏目漱石 「虞美人草」
...拘泥(こうでい)すればそれまでである...
夏目漱石 「作物の批評」
...また拘泥するに足らん訳だ...
夏目漱石 「写生文」
...平生は依然として善意に拘泥(こうでい)し...
夏目漱石 「創作家の態度」
...腹の中で拘泥しているのである...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...こんなに拘泥(こうでい)の少ない男が...
夏目漱石 「明暗」
...二口拘泥れば、二足退(しりぞ)いた...
夏目漱石 「明暗」
...この苛烈な運命に面して自分としてのすべてに拘泥することをいさぎよしとせず...
宮本百合子 「生きつつある自意識」
...二時間にすぎない・いかに悪くいっても百年くらいの(それだって悠久にくらべれば一瞬時にすぎない)・短い時期の考察に拘泥(こうでい)し...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...」これは技巧の末に拘泥(こうでい)する芸術の末路である...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...ただ末世に至って真の精神を忘れ形式に拘泥して卑しむべき武士道を作った...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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