...彼女は細かいことに拘泥してストレスを感じている...
...この案件に拘泥せず、他の視点からも見てみましょう...
...彼は自分の意見に拘泥して、他人の意見を聞き入れない...
...テストで点数に拘泥するよりも、自分がどの部分で理解不足があるかを分析しましょう...
...デザインに拘泥していたため、期限を守れなくなってしまった...
...わたしはそんなことに拘泥はしなかった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...第一は原文に拘泥せず...
戸川秋骨 「翻訳製造株式会社」
...彼女の今までの行動は何物にも拘泥(こうでい)しない天真の発現に過ぎなかった...
夏目漱石 「行人」
...私はこの穏やかな父の前に拘泥(こだわ)らない頭を下げた...
夏目漱石 「こころ」
...つまりは他人が拘泥するからである...
夏目漱石 「野分」
...「立派な衣装(いしょう)を馬士(まご)に着せると馬士はすぐ拘泥してしまう...
夏目漱石 「野分」
...この間から引き受けてやっています」「今月の論説に解脱(げだつ)と拘泥(こうでい)と云うのがありましたが...
夏目漱石 「野分」
...拘泥るごとに、津田と彼女の距離はだんだん増(ま)して行った...
夏目漱石 「明暗」
...もう余にはあの言葉に拘泥する気はない...
牧野信一 「余の倅に就いて」
...曙覧が新言語を用い新趣味を詠じ毫(ごう)も古格旧例に拘泥せざりしは...
正岡子規 「曙覧の歌」
...そんなことに拘泥しないで...
正宗白鳥 「幼少の思ひ出」
...我々の少しも拘泥してはならぬこのものが...
三木清 「人生論ノート」
...ここにいるのは知ってるんだろう」「よるもんか!」重吉は健康な白い歯を見せて拘泥もしていないように笑い出した...
「海流」
...しかし、この頃は、ここに云われているように、文章に拘泥せず、全体をつかんで読んでゆくこつは些か身につけました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それに拘泥してゆくそのゆきかたがどういうものか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...語句の末に拘泥してゆずらない者...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...だが是非にとそれに拘泥(こうでい)すれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この大軍を擁しつつ空しく陳倉の一城に拘泥(こうでい)して心まで囚わるるこそ...
吉川英治 「三国志」
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