...彼女は細かいことに拘泥してストレスを感じている...
...この案件に拘泥せず、他の視点からも見てみましょう...
...彼は自分の意見に拘泥して、他人の意見を聞き入れない...
...テストで点数に拘泥するよりも、自分がどの部分で理解不足があるかを分析しましょう...
...デザインに拘泥していたため、期限を守れなくなってしまった...
...如何にもその儘に看過し難き拘泥を感ぜずにはゐられない...
阿部次郎 「合本三太郎の日記の後に」
...彼の著述した戦史研究等も全く主観的で歴史的事実に拘泥する事なく...
石原莞爾 「戦争史大観」
...俺はお前の言うような星菫派じゃない」成程あれに拘泥(こだわ)っていたのかと僕は気がついた...
梅崎春生 「蜆」
...字句に拘泥しないもので他は逐語譯的忠實譯である...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...それに拘泥するには及びません...
種田山頭火 「雑記」
...吉川のことにあんなに拘泥したのは...
豊島与志雄 「反抗」
...女の子はしきりに文字の末に拘泥(こうでい)していますから...
中里介山 「大菩薩峠」
...平生は依然として善意に拘泥(こうでい)し...
夏目漱石 「創作家の態度」
...拘泥せざらんがために解脱(げだつ)を要す」高柳君は雑誌を開いたまま...
夏目漱石 「野分」
...この間から引き受けてやっています」「今月の論説に解脱(げだつ)と拘泥(こうでい)と云うのがありましたが...
夏目漱石 「野分」
...こんなに拘泥(こうでい)の少ない男が...
夏目漱石 「明暗」
...それには拘泥せず「この間は失礼した...
久生十蘭 「黒い手帳」
...ひたすら事業に拘泥(こうでい)するばかりに侮辱に耐え...
火野葦平 「糞尿譚」
...いちいち周囲の言葉に拘泥して...
牧野信一 「毒気」
...岐路といふやうな題名(それに拘泥するわけではないが――)を見て...
牧野信一 「浪曼的月評」
...猶も同じ疑問に拘泥して居る間に...
宮本百合子 「或日」
...漢字の字義に拘泥した手数を掛けて...
柳田國男 「地名の研究」
...自己を主張せず理智に拘泥(こうでい)せず...
和辻哲郎 「孔子」
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