...來年の議會に提出する拓殖案には...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...亡くなつたお父さまは以前から拓殖の志のあつた方だ...
辻村もと子 「早春箋」
...で文部省は二三の高等農林学校内に寺子屋式の拓殖訓練所を設けることにして見たりしている...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...政府は嘗て拓殖務省を設けるが早いか忽ちにお廢止となし...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...その予算がいわゆる拓殖費なのである...
中谷宇吉郎 「琵琶湖の水」
...従来も拓殖費というものが北海道開発の癌だという説と...
中谷宇吉郎 「琵琶湖の水」
...X君のような男に言わせたら「不耕作地に作付しても拓殖費は出せないよ...
中谷宇吉郎 「琵琶湖の水」
...拓殖計画からさえも...
中谷宇吉郎 「雪後記」
...拓殖(たくしょく)会社の峰八郎君(みねはちろうくん)の妻君に逢(あ)ったとき...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...まもなく東洋拓殖会社の石塚総裁からさそわれて...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...拓殖上の問題のためであった...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...主として常陸下野から陸路拓殖を進めて行つた奧州との間には...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...若しさうでなくして陸路拓殖を進めた結果として閉伊に郡家を置いたとするならば...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...大體拓殖の進んだ程度を以て比較すれば...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...フランスの拓殖省では...
久生十蘭 「海難記」
...中野正剛の東条暗殺計画に参加していた拓殖大学の学生が十二三人...
久生十蘭 「ノア」
...それを拓殖銀行の役員をしていた長谷川という人に...
柳田国男 「故郷七十年」
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