...宮古島から来た一学生は切るのを拒んだ...
伊波普猷 「私の子供時分」
...拒否の気配は見せなかった...
梅崎春生 「幻化」
...米が広東(カントン)に鉄道の敷設を創(はじ)むるとこれを拒む...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...河内さんから御返事が来て、それは結局、借銭拒否のお手紙であったが、けれども、拒否されても、私は河内さんを有難いと思った...
太宰治 「善蔵を思う」
...趣味を峻拒(しゅんきょ)すか...
太宰治 「渡り鳥」
...例えば所有権の理論と産業の理論とが共に奴隷制度または共産主義を拒否したとしても...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...然らずんば以て外夷を拒絶し国威を震耀(しんよう)するに足らずと...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...言下に之を拒絶して了ったのである...
戸坂潤 「社会時評」
...例えば東洋的範疇の偏執者達はそれの欧州的範疇への系統的共軛化を拒否しながら...
戸坂潤 「範疇の発生学」
...拒絶の外観をもった...
直木三十五 「ロボットとベッドの重量」
...探険者の足を頑強に拒(こば)んでいる土地である...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...それを承認することを拒みつづけていたのである...
久生十蘭 「キャラコさん」
...軍部が拒否している連合国側の俘虜の救恤をやろうなどという人間は...
久生十蘭 「ノア」
...この要求を彼女は拒絶した...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...きみがコプリを当然拒絶したので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ニイチェは歴史が純粹な認識であるべきことを拒んだ...
三木清 「歴史哲學」
...会ってゆくがよい」しいて拒む理由もないので...
山本周五郎 「新潮記」
...隼人は禁を盾に拒んだ...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
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