...カチカチと拍子を取るものが現われた...
淡島寒月 「梵雲庵漫録」
...思わず足で拍子を取るような音楽もあるが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...黙って二ツ三ツ拍子を取ると...
泉鏡花 「歌行燈」
...口のなかで拍子を取るが……」翁は耳を傾け...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...ひょこひょこと足で拍子を取る...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...一同それに和して歌いながら卓を叩いて拍子を取る...
豊島与志雄 「囚われ人」
...へえ/\と拍子を取る様に...
夏目漱石 「それから」
...へえへえと拍子を取る様に...
夏目漱石 「それから」
...拍車をつけた足で拍子を取る...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ある幸福」
...合の手を入れて拍子を取るのである...
室生犀星 「懸巣」
...尤(もっと)も鈴だけは音を立てて拍子を取るが...
夢野久作 「能とは何か」
...両腕を振子(ふりこ)のように振って、拍子を取る...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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