...一寸(ちよい)と隅の所を拈ると...
石川啄木 「漂泊」
...「拈華微笑(ねんげみせう)」は失望に終り...
石橋忍月 「舞姫」
...いったん消した電気を拈(ひね)ったり...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...『舞姫』と紅葉の『拈華微笑(ねんげみせう)』が一緒に『国民之友』の春期附録に出た...
田山録弥 「紅葉山人訪問記」
...私は急いで電灯のスウィッチを拈る...
外村繁 「澪標」
...いたずらにこの境遇を拈出(ねんしゅつ)するのは...
夏目漱石 「草枕」
...拈華(ねんげ)の一拶(いっさつ)は...
夏目漱石 「虞美人草」
...彼れらは決して拈華微笑(ねんげみしょう)...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...しかしそれだけでは歌にならないので前の文句を拈出したのである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...丸で弁天小僧見たように拈繰返(ねじくりかえ)した...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...今まで俳句界に入らざりし古語を手に従って拈出(ねんしゅつ)したるは蕪村の力なり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...香を拈(ねん)じて物を思い...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...巡査が髭(ひげ)を拈(ひね)って...
森鴎外 「雁」
...仮想の犯人を拈出(せんしゅつ)するが如き...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...香(こう)を拈(ねん)じ...
吉川英治 「私本太平記」
...なんのかのと言い渋るので手拈(てこ)ずッたが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そして瑤(たま)の台(うてな)に願文(がんもん)をささげ拈香(ねんこう)十拝...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――釈迦の拈華瞬目(ねんげしゅんもく)がすでに葛藤の始まりである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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