例文・使い方一覧でみる「拈」の意味


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...一寸(ちよい)と隅の所をると...   一寸と隅の所を拈るとの読み方
石川啄木 「漂泊」

...好奇(ものずき)な統計家(とうけいか)が概算(がいさん)に依れば小遣帳(こづかいちやう)に元禄(げんろく)を(ひね)る通人迄(つうじんまで)算入(さんにう)して凡(およ)そ一町内(いつちやうない)に百「ダース」を下(くだ)る事あるまじといふ...   好奇な統計家が概算に依れば小遣帳に元禄を拈る通人迄算入して凡そ一町内に百「ダース」を下る事あるまじといふの読み方
三文字屋金平 「為文学者経」

...品書(しながき)を轉(ひねく)つて...   品書を拈轉つての読み方
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」

...華微笑(ねんげみしょう)の教義による微笑の意義を目指して拵えたという説があるようだが...   拈華微笑の教義による微笑の意義を目指して拵えたという説があるようだがの読み方
高村光太郎 「回想録」

...和服の者は懐中へ筆記帳を四五冊無理やりに(ね)じ込み...   和服の者は懐中へ筆記帳を四五冊無理やりに拈じ込みの読み方
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」

...最後に一寅次の名を出(ねんしゅつ)して曰く...   最後に一寅次の名を拈出して曰くの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...私は急いで電灯のスウィッチをる...   私は急いで電灯のスウィッチを拈るの読み方
外村繁 「澪標」

...アイロニーの一語はますます鮮やかに頭の中に出(ねんしゅつ)される...   アイロニーの一語はますます鮮やかに頭の中に拈出されるの読み方
夏目漱石 「思い出す事など」

...又脳裏に定(ねんてい)するに堪えなかった...   又脳裏に拈定するに堪えなかったの読み方
夏目漱石 「それから」

...彼れらは決して華微笑(ねんげみしょう)...   彼れらは決して拈華微笑の読み方
長谷川時雨 「芳川鎌子」

...しかしそれだけでは歌にならないので前の文句を出したのである...   しかしそれだけでは歌にならないので前の文句を拈出したのであるの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...七人手勢(てぜい)を揃(そろ)えて込(ねじこん)で...   七人手勢を揃えて拈込での読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...華微笑(ねんげみしょう)的微笑もおのずと口辺に漂わざるを得ません...   拈華微笑的微笑もおのずと口辺に漂わざるを得ませんの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...仮想の犯人を出(せんしゅつ)するが如き...   仮想の犯人を拈出するが如きの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...香(ねんこう)などの厳(おごそ)かなものの影のうちに...   拈香などの厳かなものの影のうちにの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...前へすすんで香(こう)を(ねん)じる...   前へすすんで香を拈じるの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...そして瑤(たま)の台(うてな)に願文(がんもん)をささげ香(ねんこう)十拝...   そして瑤の台に願文をささげ拈香十拝の読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...華微笑(ねんげみしょう)だ...   拈華微笑だの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「拈」の読みかた

「拈」の書き方・書き順

いろんなフォントで「拈」

「拈」の英語の意味

「拈なんとか」といえば?  


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