...信長秀吉等は皆朝廷を担ぎて事を図りしかど...
芥川龍之介 「大久保湖州」
...畢竟(つまり)平(ひら)たく言へば十四担ぎ有つたと申す事ぢや...
石川啄木 「赤痢」
...石炭担ぎの労働者が一人路(みち)の片側にしやがんで...
薄田泣菫 「茶話」
...棺桶そっくりの長方形の大函を担ぎ込んできた恰好たるや...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...オッソラから埃及角塔(オベリスク)を担ぎ込ませました...
谷譲次 「踊る地平線」
...駒井能登守の連台を担ぎかけた人足も...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分は例の潮吹(ひょっとこ)の面(めん)を被って御幣(ごへい)を担ぎながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...この留守中に、すっかり長者町に於ける、道庵の人気をさらってしまおうとの計画が実行され、その一つとして、多年十八文で売り込んでいる道庵よりは、三文安の十五文を看板にして、年も道庵よりはグット若い橋庵(きょうあん)先生というのを、担ぎ上げ、この方が道庵よりは少なくも三文は格安で、それだけ大衆向きであるという宣伝をさせました...
中里介山 「大菩薩峠」
...空駕籠というやつは実のあるのよりも担ぎにくいことを常例とする...
中里介山 「大菩薩峠」
...「お前が五貫目もある竹筒を担ぎ出したのでないことは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...銅六の言うのが筋が通っているじゃないか」「伝吉は担ぎ売りの魚屋だが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...花嫁の死骸を担ぎ込んだ次の間を覗きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...地元への折合を担ぎこまれていた...
長谷川時雨 「議事堂炎上」
...生きて、呼吸の根のつづいている間、溝を掘り、モッコを担ぎ、胴搗きをくり返して悔いない静かな澄みきった表情になっていた...
本庄陸男 「石狩川」
...その上八百屋は新米と見えて……見るからに担ぎにくそうに去る...
山中貞雄 「恋と十手と巾着切」
...殆んど暴力的に杢助を担ぎだし...
山本周五郎 「似而非物語」
...それは御幣担ぎというものだ」「冗談じゃない...
山本周五郎 「竹柏記」
...燕青が担ぎ上げたのだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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