「担」の意味
担うこと
小説での「担」の使い方
...一担ぎ水を汲んで来てから夕餉の膳に坐つたが...
石川啄木 「天鵞絨」
...数学と物理を担任しておられる...
海野十三 「四次元漂流」
...各自の負担が重くなり...
丘浅次郎 「民種改善学の実際価値」
...人びとはその鰓(あご)へ藤葛(ふじかずら)をとおして二人がかりで担(にな)って来た...
田中貢太郎 「岩魚の怪」
...F先生を連れて行って講義だけを担当して貰われ...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...実際にこの番組を担当している若いNHKの人たちは...
中谷宇吉郎 「テレビの科学番組」
...現在の生計向(くらしむき)に多少苦しい負担の暗影を投げる事はたしかであった...
夏目漱石 「明暗」
...彼ら大尽(だいじん)は地租(ちそ)の目(もく)の下(もと)に多額の負担ありやと尋(たず)ぬれば...
新渡戸稲造 「自警録」
...労働者の負担に転化した型が...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...みんな箒(ほうき)を肩に担いでいて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...担保にするものが何も無く...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...全然農業者の負担するところとなる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...グスタアフ・アッシェンバッハは、すべてこんぱいの極限ではたらいている人々、負担過重の人々、すでに精根を枯らした人々、まだ毅然(きぜん)としている人々――体格が貧弱で、資力にとぼしく、意志の恍惚(こうこつ)と賢明な管理とによって、すくなくともしばしのあいだ、偉大なものの効果をあえて発揮する、あの業績上の道徳家たち――すべてそういう人たちを描く作家なのであった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...今関西学院の教授で経営学を担当している池内信行は私の同級生で...
三木清 「読書遍歴」
...二人の塩漬けの樽と鞄を結びつけた棒を担(かつ)ぎ上げて...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...こんな姿に化けてここへ担(かつ)ぎ込まれて来たんだろう...
夢野久作 「支那米の袋」
...事件の真相の説明に窮して迷信を担(かつ)ぎ出した』と云って笑っているそうだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...本来は家の内へ担(にな)い上げてやりたいのであるが...
吉川英治 「黒田如水」
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