...彼女は役員会で押しも押されもせぬ意見を述べた...
...押しも押されもせぬ大統領は、強いリーダーシップを発揮した...
...ディベートの際、彼は押しも押されもせぬ論理で相手を打ち負かした...
...押しも押されもせぬ雰囲気を出すために、彼は力強いスピーチを行った...
...あの選手は試合中に押しも押されもせぬプレーを見せ、観客を魅了した...
...胆力もあり手腕もあり押しも押されもせぬ大政治家でございましたのに...
太宰治 「右大臣実朝」
...探偵として押しも押されもせぬ腕利きであるが...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...彼れが押しも押されもせぬ日本通だといふ事が知れて...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...――これは古風な押しも押されもせぬ立派な言葉で...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...新参ながら押しも押されもせぬ姐(あね)さん株になって...
中里介山 「大菩薩峠」
...もはや押しも押されもせぬ存在であった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...牛込見附外の大場石見といふのは安祥(あんしやう)旗本の押しも押されもせぬ家柄ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...押しも押されもせぬ武家姿です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...押しも押されもせぬ一本立ちの御用聞だぜ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...押しも押されもせぬ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今ではもう押しも押されもせぬ一本立の御用聞でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そして押しも押されもせぬ土地の顏役でもありました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう押しも押されもせぬ一派の首領だった...
服部之総 「志士と経済」
...押しも押されもせぬロシアの旦那衆として納まり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...押しも押されもせぬ日本の雑誌王国であった...
森下雨村 「三十六年前」
...押しも押されもせぬカプルと評価づけられておりましたが...
夢野久作 「奥様探偵術」
...博多魚市場の押しも押されもせぬ大親分として...
夢野久作 「近世快人伝」
...さっぱりと身姿(みなり)を改めて押しも押されもせぬ公家侍の旅姿となり...
夢野久作 「名娼満月」
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