...彼にとってかけがえのないコットン・マザーの著書からいろいろと抜萃(ばっすい)し...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...その一部を抜萃(ばっすい)すれば...
太宰治 「惜別」
...吾妻鏡の本文を少し抜萃(ばっすい)しては作品の要所々々に挿入して置いた...
太宰治 「鉄面皮」
...ペリオなどの蒐集品の中から抜萃されたものである...
中谷宇吉郎 「八戒に遭った話」
...左に抜萃(ばっすい)する...
新渡戸稲造 「自警録」
...そういう書物から厖大な抜萃を拵らえたものであるが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...英詩の抜萃ばかりを打つて...
牧野信一 「奇友往来」
...極めて英作文の不得意な自分が辛うじて書いた稚拙な英文手紙の抜萃である...
牧野信一 「消息抄(近頃書いた或る私の手紙から。)」
...僕が今此処に述べつゝある此の(花の書)の抜萃を読んで...
牧野信一 「卓上演説」
...この抜萃の全文は...
牧野信一 「卓上演説」
...悲しむが如く――左ういふ自作の歌をうたつてゐる孤独の婆が描かれてゐる大型の私のきらびやかな「悲劇」に関する抜萃帖(ノートブツク)のことであるが――...
牧野信一 「真夏の夜の夢」
...この一個所を抜萃しただけでも...
牧野信一 「浪曼的月評」
...翁の比翼塚建設の真情は『川柳久良伎閑談』の芸術比翼塚に於る祭文に尽きてゐるから適宜抜萃して見よう...
正岡容 「大正東京錦絵」
...宗教会議で受理した一般報告から忠実に抜萃した...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この抜萃の比較から見ると...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その抜萃の原本を...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...翠糸女塾(すいしじょじゅく)主)談▼同年同月四日玄洋新報社朝刊切抜抜萃再録――その刺繍の上手なお嬢さんが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...君が読んだその抜萃の原本だ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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