...彼にとってかけがえのないコットン・マザーの著書からいろいろと抜萃(ばっすい)し...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...抜萃(きりぬき)に使ふ鋏を逆手に握つて...
石川啄木 「菊池君」
...抜萃」と題する冊子ができあがったのである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...カントの従来の著述を好んで引用したり説明したり抜萃したり注解したりしていた人々が...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...主として『江戸時代の科学』からの抜萃であるが...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...紀元前五世紀のペリクレスのアテナイの文化の抜萃(エピトミ)といわれるパルテノン...
野上豊一郎 「パルテノン」
...最初に筏を発見したレーノォ捜査隊指揮官の手記を抜萃してみよう...
久生十蘭 「海難記」
...ここへ抜萃(ばっすい)してみよう...
久生十蘭 「地底獣国」
...左(さ)に抜萃(ばっすい)することを許し給え...
福田英子 「妾の半生涯」
...僕が今此処に述べつゝある此の(花の書)の抜萃を読んで...
牧野信一 「卓上演説」
...それは夫々の頁々にゲーテの言葉が二三行宛抜萃されてゐる...
牧野信一 「日本橋」
...これは彼等との協定値段の抜萃であるが...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...飲酒者の諸々の言葉を抜萃すれば足りる筈である...
牧野信一 「真夏の夜の夢」
...宗教会議で受理した一般報告から忠実に抜萃した...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...英蘭(イングランド)及びウェイルズの人口に関する論争の追記に対する註の一つに抜萃している...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...抜萃することとする...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...十一月二十二日(壺井栄あてより抜萃)今年の十二月で読書の第二年度に入るので次年度の予定の大要を書いておきます〔中略〕(一)相変らず統計類を利用しながら日本産業...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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