...彼には小利口で抜け目のないところと...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...抜け目のないことをする頭目だった...
海野十三 「少年探偵長」
...なんとまあ抜け目のないことには...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...抜け目のない股野が...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...茄子の出盛りを待ちもっと大きいのをたくさん買いましょうという抜け目のない算用...
太宰治 「新釈諸国噺」
...というのはそのまじめくさつた表情の影に抜け目のない機敏さがひそんでいるような気がしたからであつた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...金儲けや商売には抜け目のないような人柄ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お楽の浅黒い――が抜け目のない顔がのぞきます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...非常に実利的で利殖に抜け目のない人物でありながら...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...抜け目のないやつなんだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...そんなほうには抜け目のないやつだから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...抜け目のない別行動は一体何だろうと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...エドワード閣下は抜け目のない成功者として通っていました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...声を大にして言える」「ではメイフィールドが抜け目のない悪党だとご存じでしたか」「ラルフ君...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...と抜け目のない作戦...
山本笑月 「明治世相百話」
...抜け目のない商人たちはこう考えている...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...それ程に抜け目のない...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...お前さんよりもっと抜け目のない女たちが...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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