...あんな余計な処まで抜き書きをしなくつたつていいぢやありませんか...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...数字や抜き書きがいっぱいに書き込まれていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...――「ロンドン水供給――以下は総合登録署がロザーハイヅの登録者であるピット氏から受け取った手紙の抜き書きである:――「『この教区でケント水道会社が1849年に敷設したパイプについてのモリス氏の記載は主な点で正しいと思う...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...抜き書きした形であるが...
太宰治 「盲人独笑」
...抜き書きされているのであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...自分は学校にいるうち抜き書きということをよくやった...
寺田寅彦 「わが中学時代の勉強法」
...言うまでもなく教科書中の主要の点を抜き書きして...
寺田寅彦 「わが中学時代の勉強法」
...これはその主要の点を正しく記憶しておらぬ証拠で、かかる弊を防ぐようにするには、抜き書きをして、その要用の点だけを充分記憶しておくようにするのが肝心である...
寺田寅彦 「わが中学時代の勉強法」
...従って自分の用いた教科書は誠にきたない、鉛筆の抜き書き、図解の絵などでいっぱいによごれている...
寺田寅彦 「わが中学時代の勉強法」
...いっしょに抜き書きも読むことができるという便利があるので...
寺田寅彦 「わが中学時代の勉強法」
...つぎに一句を抜き書きする...
蜷川新 「天皇」
...何か本の抜き書きでもするように...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...あるいは抜き書きしたり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...日日の「人生レヴィウ」の抜き書きでデッチる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...」(一八一六年)〔(これはフランスの新聞或いは雑誌に出た文章をベートーヴェンが抜き書きしたもの――訳者)〕*静寂と自由とは最大の財宝...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...はじめの方の私がいつか何かにつれて云ったことの抜き書きされている部分をよんだら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それは第七句から第十句までを抜き書きにしたのだが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...綱宗はそう抜き書きした...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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