...折柄わたしの部屋に暇潰しに来ていたが...
魯迅 井上紅梅訳 「頭髪の故事」
...そういう折柄、リーマン博士が、初めて僕ら新聞記者を引見するという知らせがあったのである...
海野十三 「宇宙尖兵」
...折柄(おりから)二十日あまりの月光が白々と明るく一面の焼跡と街路を照らしていたが...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...この際は原稿大難航の折柄のこととて...
海野十三 「軍用鼠」
...特に今日の如くわが国(ユー・エス・エー)の戦死者が百万人を単位として数えねばならなくなった折柄(おりから)...
海野十三 「諜報中継局」
...おめでたい話の折柄であるから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...折柄満開の桜の木かげに幔幕(まんまく)を繞(めぐ)らし毛氈(もうせん)を敷いて...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...折柄この家の家族について二三の品評をしていたのを途中からばったりやめてしまった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...刀の錆(さび)にするにも足らない奴だがよい折柄(おりから)の端役(はやく)...
中里介山 「大菩薩峠」
...「京都お手薄と心配致し居り候折柄...
中里介山 「大菩薩峠」
...平次は若い癖に御用の隙(ひま)の閑寂な半日を楽しんでいる折柄でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...折柄(おりから)障子は開けっ放しになって居りましたし...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...四月の十五日歸國に極まりて土産物など折柄日清の戰爭畫...
樋口一葉 「ゆく雲」
...ひどい暑気の折柄...
久生十蘭 「悪の花束」
...折柄(おりから)梯子段を踏轟(ふみとどろ)かして昇が上ッて来た...
二葉亭四迷 「浮雲」
...折柄上方の街々にも...
正岡容 「寄席」
...二月十一日には、小石川音羽蓮光寺に喇叭の円太郎を掃墓して、春風や屋根に草ある朱き門三月廿九日は、ただ只管に平和ぞ恋しく、ありし日の寄席景情を偲べばとの前書下に、初席や梅の釣枝太神楽春の夜や花籠二つ鞠の曲春の夜の囃子の中の米洗ひやがて四月十三日と五月廿五日と、二ど焼かれた私たち一家は、羽後山村へ、ランプの村に起臥四ヶ月、折柄の月明には、佗びしき朽縁に端坐して、佗居うたた木村重松おもふ月風悲し重松ありしころの月と諷ひ、同じころ、現三笑亭可楽と、角舘町に於る、寄席芸術に関する講演に赴いて、偶々席上にて旧著『円朝』へ題句を求められた砌りには、東京(ふるさと)の寄席の灯遠き夜長かなと、即吟した...
正岡容 「寄席風流」
...鞋を解き足を洗ひ楼上に臥し晴間をも待たで早乙女の早苗取る手わざなど見やる折柄はした女あわただしく来りて汽車はや来れりいそぎ下り給へと云ふ...
正岡子規 「かけはしの記」
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