...氷の壁にたゝきつけられたら、頭を割るか、足を折るか、とにかく碌なことは無い...
石川欣一 「山を思う」
...白雲の大湖水を瞰下(みおろ)してこの山菊を折る...
伊藤左千夫 「白菊」
...いますこしで腰骨を折るところでしたよ...
海野十三 「怪塔王」
...柔かくからだを二つに折るようにして...
江戸川乱歩 「断崖」
...自分の子供たちのために自分がその不足を痛感しているあの知的教養を獲させるために進んで骨を折ることによって良識を示すのである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...枯木を折る拍子に頭部に瘤をこしらへる...
種田山頭火 「其中日記」
...腕を折る恐れがあるから...
夏目漱石 「三四郎」
...頸(くび)でも折ると大変だからね」「嘘(うそ)を仰しゃい...
夏目漱石 「道草」
...なんのために気骨を折るのかと...
久生十蘭 「虹の橋」
...あるいはその足を打ち折ることもあるべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...戀に骨折る功勞をいはゞ五位ぐらゐの値打はある...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...水桶の氷を力まかせに叩いて柄杓の柄を折る...
水野仙子 「四十餘日」
...夫人を動かすことにそう骨を折る気にはなれなかったのかもしれない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「見る人にかごと寄せける花の枝を心してこそ折るべかりけれ私が困ります」薫も冗談(じょうだん)にしてこんなことを申し上げた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...(b)他の人々は精神を高くあげ高ぶらせようと骨を折る...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もうその国の役にも立たなければその職業にも役立たず・強健な子どもを産むのにさえも役立たない・弱り朽ちた肉体の中に生命を持続させるように骨折るだろうとは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...腰を折るやうにして歩いてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...ずいぶん骨(ほね)を折るがよい...
吉川英治 「神州天馬侠」
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