...こんな事に気骨を折る程...
芥川龍之介 「好色」
...そしてどうかして憎まずにあり得ることに対して骨を折るだろう...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...どうかすると背骨を折る事もあるものだと知つた犬養氏は...
薄田泣菫 「茶話」
...失敗する人はみんな眼の前の「ガラス」を見そこなって鼻柱を折る人である...
寺田寅彦 「柿の種」
...肺炎になってしまってからの愛児の看護に骨を折るよりも...
寺田寅彦 「新春偶語」
...また同時に他人の首の骨をも折るようになるかもしれないことなどは気にもかけないでいる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...折るなり――池上っ...
直木三十五 「南国太平記」
...くたびれた單衣の裾を端折ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八五郎が一人で骨を折るまでもありませんでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なんのために気骨を折るのかと...
久生十蘭 「虹の橋」
...ちょっと骨を折るだけで...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...お孃さんが紙を折るやうな手つきで茶を立てられた...
室生犀星 「京洛日記」
......
森川義信 「廃園」
...片方の膝を深く折ると...
山川方夫 「待っている女」
...頸を折るように頭を垂れた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ひたと主人の脇にちかく片膝を折る...
吉川英治 「私本太平記」
...一年のうちに指折るほどしかなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...無駄骨を折るような三次じゃございません...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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