例文・使い方一覧でみる「折」の意味


スポンサーリンク

...並大抵なお骨りじゃございますまい...   並大抵なお骨折りじゃございますまいの読み方
芥川龍之介 「戯作三昧」

...泰さんもしまいには我をって...   泰さんもしまいには我を折っての読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...裏の滝壺で顔を洗う、握飯を腰にして平林道の峠を上る、幾十、雑木を抜けると焼畑がある...   裏の滝壺で顔を洗う、握飯を腰にして平林道の峠を上る、幾十折、雑木を抜けると焼畑があるの読み方
大下藤次郎 「白峰の麓」

...からのひでりで百姓の家族は皆畑に出て灌漑(かんがい)用水をいちいち汲み上げては田の中に注いでおる...   折からのひでりで百姓の家族は皆畑に出て灌漑用水をいちいち汲み上げては田の中に注いでおるの読み方
高浜虚子 「別府温泉」

...不ほど熱心な画家はない...   不折ほど熱心な画家はないの読み方
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」

...これ預っといてくれないか」とも子は赤い包紙にくるんだ菓子みたいなものを渡された...   これ預っといてくれないか」とも子は赤い包紙にくるんだ菓子折みたいなものを渡されたの読み方
戸田豊子 「歩む」

...看護婦長は氣象の勝れた女であつたから病院内の合ひが面白からぬことがあつたので病院長が留めるのも聽かずに出てしまつたのであるが僕に一遍はどうか來てくれと再應の手紙であつたから行つたのである...   看護婦長は氣象の勝れた女であつたから病院内の折合ひが面白からぬことがあつたので病院長が留めるのも聽かずに出てしまつたのであるが僕に一遍はどうか來てくれと再應の手紙であつたから行つたのであるの読み方
長塚節 「開業醫」

...恰度帽子と云へば中も鳥打もあるのに...   恰度帽子と云へば中折も鳥打もあるのにの読み方
中原中也 「詩と其の伝統」

...もう一つ中ほどからって帯のあいだへすべり込ませました...   もう一つ中ほどから折って帯のあいだへすべり込ませましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...尾(おりお)駅で交錯する...   折尾駅で交錯するの読み方
火野葦平 「花と龍」

...私たちは高慢の鼻をへしられ...   私たちは高慢の鼻をへし折られの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」

...主要な食事の時に々着る...   主要な食事の時に折々着るの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」

...角のお思召(ぼしめし)ですからこれを戴(いただ)きましょう」と婆さん向の半襟を我手元へ引寄ぬ...   折角のお思召ですからこれを戴きましょう」と婆さん向の半襟を我手元へ引寄ぬの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...角(せっかく)の御希望をお止めするのは却(かえ)って心ない業ではあるまいかと気が付いて……それならば角のお話ですから私が立会いの上でお尋ね下さい……と御返辞した...   折角の御希望をお止めするのは却って心ない業ではあるまいかと気が付いて……それならば折角のお話ですから私が立会いの上でお尋ね下さい……と御返辞したの読み方
夢野久作 「梅津只圓翁伝」

...鼈甲縁(べっこうぶち)の畳(おりたたみ)眼鏡を持って来て差上げた...   鼈甲縁の折畳眼鏡を持って来て差上げたの読み方
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」

...その秋から激しくなった空襲のも...   その秋から激しくなった空襲の折もの読み方
横光利一 「微笑」

...天井に孔(あな)をも開(あ)けて(をりをり)に我を覗(のぞ)けよ...   天井に孔をも開けて折折に我を覗けよの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」

...さても、忠義な人もあるものだ……)と、しみじみ、彼のすがたに見惚れていたが、ふしそこへ、寮の二夫人に仕えている者が迎えにきて、「すぐお帰りください...   さても、忠義な人もあるものだ……)と、しみじみ、彼のすがたに見惚れていたが、折ふしそこへ、寮の二夫人に仕えている者が迎えにきて、「すぐお帰りくださいの読み方
吉川英治 「三国志」

「折」の読みかた

「折」の書き方・書き順

いろんなフォントで「折」

「折」の英語の意味

「折なんとか」といえば?   「なんとか折」の一覧  


ランダム例文:
歴史小説   追いつめる   悠然  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
百姓一揆   影武者   門外不出  

スポンサーリンク

トップへ戻る