...第二に個人主義とは他に反抗すること...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...敢て反抗はしない...
グスタアフ・ヰイド Gustav Wied 森林太郎訳 「薔薇」
...抗毒性の体質をつくりだすことにあったのであろうが...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...外国に対抗するの覚悟なかるべからざることに思い至り...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...」とジャックリーヌは不安げに抗弁した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女はその凶悪な魅力を感じてしかも抵抗する元気さえなかったことも幾度であったろう...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...急に夫(おっと)に反抗して...
夏目漱石 「創作家の態度」
...今は赤心(せきしん)資本の独占に抗して...
福田英子 「妾の半生涯」
...それから出て來る自信――それに伴ふ横着(わうちやく)――反抗――そしてお定(きま)りの爆發...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...もっとも、ときには、彼の無礼や、侮辱や、反抗のなかに、あるひどく不似合いな、たしかにひどく癪(しゃく)にさわる親切ぶかい態度をまじえるのを、私は不審と屈辱と、立腹との気持をもって認めざるをえないことがあった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...凋んでゆかうとする生命から反抗の手段にまで及ぶ経過は...
牧野信一 「海浜日誌」
...抵抗という課題自体のもっている重大な現実的意味が...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...「執拗に・無やみに・病苦に反抗してもいけないし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「むだな抵抗はよせ」敵の中から叫んだ...
山本周五郎 「風流太平記」
...六波羅兵と散所民の抗争は...
吉川英治 「私本太平記」
...帝大教授の本位田祥男博士から抗議をうけ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...インカが捕虜となると共にあらゆる抵抗は止み...
和辻哲郎 「鎖国」
...抗議を受ける筈はない...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索