...何とかして他に生活の道を求めて学問才芸を潰(つぶ)しに投売(なげうり)しても一家の経済を背負って立とうと覚悟した...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...町から投売の安い品物を買って来て...
海野十三 「火星兵団」
...終には投売りもするようになる...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...有名な狸小路では到る処投売りの立札が立っていた...
寺田寅彦 「札幌まで」
...町をあるけば「店じめいにつき投売り」とか...
山本周五郎 「さぶ」
...メリヤスの投売りなどの跋扈(ばっこ)時代となり...
山本笑月 「明治世相百話」
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