...湖の底に身を投ずるか...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...「文学士春の屋おぼろ」の名に奮起して身を文壇に投ずる志を立てた...
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」
...上記の品々を納め明日大海に投ずることといたします...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...停まるが早いか駅々から故国にほんへ懐しい便りを投ずる...
谷譲次 「踊る地平線」
...一時の方便にもせよ弓矢を捨てゝ座頭の群に投ずる事は心外であると思ったけれども...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...斯う言って先方(さき)の意に投ずるように聞くと...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...失敬だがその某会社とかに三万円を投ずるよりも...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...賛成でも不賛成でもない白票を投ずるかの他はないのである...
戸坂潤 「社会時評」
...自分の古い生活の影と共に一挙に溝(どぶ)に投ずるつもりのその金が...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...沖で魚網を投ずると...
豊島与志雄 「碑文」
...「我(われ)に投ずるに木瓜(もっか)を以(もっ)てせば...
新渡戸稲造 「自警録」
...物好きな婦人方の人気に投ずるところなのだ……」「それで……」深山茂の顔には...
野村胡堂 「判官三郎の正体」
...一方には脱走して賊軍に投ずるがあるかと思えば...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...われは意気相投ずるを待って...
福田英子 「妾の半生涯」
...天井も床も四方の壁も凡て凸凹な鏡で張り詰めた小さな正立方体の部屋が重刑者を投ずる牢で...
牧野信一 「鏡地獄」
...投ずるに金銀を以て皆然(しか)り...
南方熊楠 「十二支考」
...好事者の好に投ずるものが十の八九に居る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...相抱いて海に投ずる...
夢野久作 「書けない探偵小説」
便利!手書き漢字入力検索
