...鼻を抓(つ)まんで避けてゐる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...きゅっと抓(つま)んだしんこ細工のような小さい鼻の尖端...
太宰治 「創生記」
...殿下」と夫人は裳裾(もすそ)を抓(つま)んで...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...いやと云ふ程臀の肉を抓つた...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...グッデンの面上には王に抓破せられたる瘢痕ありと...
久生十蘭 「泡沫の記」
...しばらくの間は袴の上から押抓(おしつね)ってなだめていられたが...
久生十蘭 「玉取物語」
...感じ早い氏の頭に驚くべき速力を以て僅少の時間内に弥(いや)が上(うへ)畳み込んだ日本の百千の印象が今其の一端を抓(つま)んで引越して見ると...
二葉亭四迷 「露都雑記」
...思ひきり強く抓りあげた...
牧野信一 「蝉」
...鞄の中から何やら抓(つま)んで...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...抓(つま)みなさったカイナ」湊屋がゲラゲラ笑い出した...
夢野久作 「近世快人伝」
...此奴(こいつ)を王宮の外に抓(つま)み出せ...
夢野久作 「白髪小僧」
...義歯(いれば)を抓(つま)んでいた親爺が眼を細くしてニコニコした...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...陣羽織の襟(えり)うらから抓(つま)み出した一通と...
吉川英治 「新書太閤記」
...鼻を抓(つま)まれてもわからない小路(こうじ)の闇に...
吉川英治 「親鸞」
...庄次郎の襟がみを抓(つま)んで...
吉川英治 「松のや露八」
...抓(つね)ったり...
吉川英治 「宮本武蔵」
...武蔵の鼻を抓(つま)んで戯れ合った...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「いつ研げる?」「さあ」耕介は自分の頬を抓(つま)む...
吉川英治 「宮本武蔵」
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