...まだ抑え切れない可笑(おか)しさが残っているようであった...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...一方では行きたい行きたいの念がむらむらと抑え切れない...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...心の底のどこかに抑え切れない不平の虫が荒れて居る...
伊藤左千夫 「浜菊」
...自分は抑え切れない激怒を感ずる...
太宰治 「惜別」
...抑え切れないほどの満足を感じたものだ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...たちまち抑え切れないように真剣な声を出して...
夏目漱石 「行人」
...ホ」抑え切れない嬌笑が...
野村胡堂 「踊る美人像」
...胸一つには抑え切れない嬉(うれ)しさを感じた...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
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