...自ら把握すること能はざるも...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...まだまだ時勢の真相を把握するの明がなかった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...把握することによって始めて可能である...
津田左右吉 「日本精神について」
...といふやうなことを概念として構成し把握するのも...
津田左右吉 「歴史とは何か」
...之に反して何かの理論をその問題に於て把握することは...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...事物を把握するに適した限りの観念のことだった...
戸坂潤 「科学論」
...夫が実在を把握することであり...
戸坂潤 「思想としての文学」
...西洋画は面(めん)で物を把握する...
豊島与志雄著 「球体派」
...私のいわゆる制作によって行為的直観的に物の生産様式を把握するということから発展し来ったものでなければならない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...何ものも把握する事は出来なかつた...
林芙美子 「浮雲」
...かくのごとき発展過程をマルクス主義は弁証法的に把握する...
三木清 「科学批判の課題」
...重要なのはその意味をどこまでも主體的に把握することである...
三木清 「人生論ノート」
...しかしそれらを差別においてと同時に統一において把握することが重要である...
三木清 「哲学入門」
...歴史性において把握することが出来...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...却てそれをひとつの生ける生命として根本的に把握するためには避くべからざることであると私は信ずる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...歴史性に於て把握することが出來...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...「在るところのものを把握するといふことが哲學の課題である...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...却てまた前方に向つて一の過程に轉化するところの態度のみが現在を批判的に把握することが出來る...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
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