...しかし人人の把握するその香水の表情の諸相は...
大手拓次 「「香水の表情」に就いて」
...あるいはこれを精神によって把握するたびごとに...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...直感で得た暗示をだどって確かなある物を把握するまでの道筋は確かに一種の分析である...
寺田寅彦 「漫画と科学」
...ただ実践的社会的関心によってのみその機能を把握することが出来るような...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...之に反して何かの理論をその問題に於て把握することは...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...人々は之を部分としてではなく正に全体として把握するには違いないが...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...従って存在を把握するのに最も...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...取りも直さず事実を概念・イデーの実現として把握することの外ではあり得なくなる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...――意識を物質との連関に於て、存在との関係に於て、存在と存在的関係にあるものとして、存在として、把握する時、意識はイデオロギーとならざるを得ない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...政党終に行政権を把握するの時期なければなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...実在を歴史的生産様式的に即ち具体概念的に把握するのである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...作られたものから作るものへとして作用が自己矛盾的に対象に含まれる時我々は行為的直観的に実在を把握するのである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...表現的に世界を一つの現在として把握するのである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...かくのごとき発展過程をマルクス主義は弁証法的に把握する...
三木清 「科学批判の課題」
...感性的な認識はそれを空間として把握すると考へた...
三木清 「認識論」
...個人の本質をかくの如く神的な超個人的なものとして把握するとき...
三木清 「認識論」
...歴史的過程において把握する...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...人間は彼が存在と交渉する仕方に應じて直接に自己の存在を把握する...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
便利!手書き漢字入力検索