...我等は少くとも即身是佛の眞理を把握することによつて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...このものがまた延長において私が嘗て想像することによつて把握するよりも多くの多樣性を容れると考へるのでなければ...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...之に反して何かの理論をその問題に於て把握することは...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...事物を把握するに適した限りの観念のことだった...
戸坂潤 「科学論」
...こうして之を無として論理的に即ち又媒介的に把握することが出来なくなるから...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...事物をその固定性に於て把握することに存する...
戸坂潤 「辞典」
...事物を現実に把握する限りの概念の...
戸坂潤 「辞典」
...内地人側はその原因の真相を把握することに苦しんだ...
中村地平 「霧の蕃社」
...把握することのできない瞬間の一点と考えられる...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...過去と未来とは把握することのできない瞬間の一点において結合すると考えられる...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...行為的直観的に把握することでなければならない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...行為的直観的に物を把握する所に...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...行為的直観的に物を把握するという立場を離れない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...そして生活のうちから出た意見の歴史の分析的研究によって事物の本質を把握するということはアリストテレスの方法の特質に属している...
三木清 「科学批判の課題」
...時代を末法として把握することは...
三木清 「親鸞」
...人間はまたかくのごとく交渉する仕方に即して直接に自己の本質を把握する...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...この矛盾を歴史的必然性の根源に於て把握することが我々の要求する方法である*...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...然るに我々の知性は斯くの如き異質的浸透的連續的發展を把握する手段でない...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
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