...その要所を抄出(しょうしゅつ)することにする...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...第六句集孤寒抄出版のために...
種田山頭火 「其中日記」
...今左にこれを抄出して見よう...
牧野富太郎 「植物記」
...ほんの只今のお笑ひ草に、抄出して見た...
正岡容 「寄席風流」
...石橋君の著にはその大黒様の所を抄出したままで誤字も多少あれば...
南方熊楠 「十二支考」
...抄出すべきものを見ない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒の起居を知らむがために此に抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此にその叙実の段を抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...曾て北宋槧本(ざんほん)に就いて本草経の文を抄出し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此に柏軒の日記を抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...兎も角も左に宿所姓名抄出...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは特に寺名を抄出した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...当時治療に任じた医家五人が連署して江戸に送つた報告書を此に抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...清川氏の家乗を抄出し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...追って手近(てぢか)にある書籍の中から抽斎に関する記事を抄出して贈ろうと約した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...抽斎に関する事蹟を抄出して添えてあった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...主に弘前医官に関する事を抄出したものであろう...
森鴎外 「渋江抽斎」
...藩史の素材のままを抄出しておく...
吉川英治 「折々の記」
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