...左にその二三を抄出すれば...
芥川龍之介 「骨董羹」
...その要所を抄出(しょうしゅつ)することにする...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...此處に抄出する部分は去年の春の日記の最も抽象的な一部分である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...便乘のタイラーなる人の日記から抄出して...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...その時の日記を少し抄出してみよう...
北條民雄 「続癩院記録」
...依って今その一節を左に抄出する事にした...
穂積陳重 「法窓夜話」
...次に原文を抄出することとする...
穂積陳重 「法窓夜話」
...次にこれを抄出する...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...石橋君の著にはその大黒様の所を抄出したままで誤字も多少あれば...
南方熊楠 「十二支考」
...頃日(このごろ)箕山さんは蘭軒の伝を稿本中より抄出してわたくしに寄示(きし)してくれたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此にその「秋郊詠所見七首」の引を抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此に抄出して松田氏の談を補はうとおもふ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...清川氏の家乗を抄出し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...直の事は洞谷の子なるを以て特に抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...紀行は市河三陽さんが抄出してくれた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...少し長たらしいが原文のままを抄出する...
柳田国男 「山の人生」
...たれかに抄出されて...
吉川英治 「折々の記」
...僕はその抄出(しょうしゅつ)を他の書で読んでいるだけで...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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