...此處に抄出する部分は去年の春の日記の最も抽象的な一部分である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...その時の日記を少し抄出してみよう...
北條民雄 「続癩院記録」
...大正十一年(1922)に東京の書肆内田老鶴圃で発行になった岡村金太郎博士の『趣味から見た海藻と人生』に述べてあるところを抄出してみると...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...上の『大和本草批正』に引用してある万寿菊について『秘伝花鏡(ひでんかきょう)』の文を抄出すれば万寿菊については「万寿菊...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...頃日(このごろ)箕山さんは蘭軒の伝を稿本中より抄出してわたくしに寄示(きし)してくれたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それゆゑ先づこれを抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此にその「秋郊詠所見七首」の引を抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...抄出すべきものを見ない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此にその叙実の段を抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...曾て北宋槧本(ざんほん)に就いて本草経の文を抄出し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...多少の価値ありと認むべき数条を抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは特に寺名を抄出した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは当時の幕府医官の風俗を徴証せむがために此に抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...中に見えてゐる応酬の人物を抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...紀行は市河三陽さんが抄出してくれた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...三の印度(インド)宝貝流通に関する記事があって抄出した...
柳田国男 「海上の道」
...藩史の素材のままを抄出しておく...
吉川英治 「折々の記」
...たれかに抄出されて...
吉川英治 「折々の記」
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