...○日本紀略(きりやく)(抄録に巻序を失意せり)○扶桑略記(ふさうりやくき)(巻卅三)〇日本史(し)(百卅三)の列伝(れつでん)(五十九)〇菅家御伝記(神統(かみのみすゑ)菅原陳経(のぶつね)朝臣御作正史によられたれば証とすべし)其余(そのよ)虚実(きよじつ)混合(こんがふ)したる古今の書籍(しよじやく)枚挙(まいきよ)すべからず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...「大和物語」や「無名抄」などに傳へられてゐる有名な傳説の出來たのはその後の事であつたらしい...
堀辰雄 「姨捨記」
...江戸の北なる染井の植木屋の主人伊藤伊兵衛(いとういへい)の著『増補地錦抄(ぞうほちきんしょう)』によって見れば...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...まず仙覚(せんがく)律師の『万葉集註釈』すなわちいわゆる『仙覚抄(しょう)』の解釈を見ると山チサトハ木也田舎人ツサキトイフコレ也とある...
牧野富太郎 「植物記」
...この売子木を『新撰字鏡(しんせんじきょう)』で河知左(カワヂサ)とし『和名抄』で賀波知佐乃木(カワヂサノキ)としたのは無論サンダンカをいったものではなく何か別の邦産植物を充(あ)ててかく称えたものだろうが...
牧野富太郎 「植物記」
...五品を与えたとあれど(『塵添嚢抄(じんてんあいのうしょう)』十九には如意(にょい)...
南方熊楠 「十二支考」
...また『和名抄』に蟒蛇(ぼうじゃ)...
南方熊楠 「十二支考」
...病蓐(びょうじょく)辺で鼠鳴けば病人助からずという(一八五九年板『ノーツ・エンド・キーリス抄記』一二頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...日本医学史には此抄録が用ゐてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これを三村氏の抄録中に索(もと)むるに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後忌(い)んで糾繩抄と改めたものであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...前日の文は特に抄せずに置いた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...以下復(また)抄せない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...『直舎(ちょくしゃ)伝記抄』八冊は今富士川游君が蔵している...
森鴎外 「渋江抽斎」
...古抄本を講窮することは抽斎終生の事業であるから...
森鴎外 「渋江抽斎」
...或るとき奥義抄(おうぎしょう)という書物をみせて下すった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...『河海抄(かがいしょう)』に...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...『河海抄』(四辻善成著足利初期)によると...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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