...『獺祭書屋俳句帖抄』に叙して...
伊藤左千夫 「絶対的人格」
...麺麭をちぎり卵を抄(すく)い……私が饑(う)えを満たしている間...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...鈴木君の『訳詩抄』が出来上つてから...
辰野隆 「書狼書豚」
...『十問最秘抄』と『樵談治要』と『心経』とをば禁裏に進上した...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...稍ともすれば古代ギリシヤや東方諸国の聖哲の抄論を説き聞かせ...
牧野信一 「貧しき日録」
...また『綺語抄(きごしょう)』を引いて「浜ユフハ芭蕉ニ似タル草浜ニ生ル也茎ノ百重アルナリ」ともある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...ほんの只今のお笑ひ草に、抄出して見た...
正岡容 「寄席風流」
...後の『改算記』『算法闕疑抄』などは...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...鼠を三疋炙って食わばどんな寝小便でもやまるという(『ノーツ・エンド・キーリス抄記』一六四一頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...源順朝臣が『倭名抄』に巫覡(ふげき)を乞盗部に入れたるを至当とせるを参考すべし...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...建長四年に成た十訓抄第七に...
南方熊楠 「詛言に就て」
...わたくしは此に蘭軒が鮑本香散(かうじゆさん)の条(くだり)を論ずる一節を抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それゆゑ煩を厭はずして下(しも)に抄する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此に一のキユリオジテエとして其役割を抄する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...と「中院記」や「玉英記抄(しょう)」も書いている...
吉川英治 「私本太平記」
...行事抄五本...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...従って春曙抄本のような順序が単に紙の重ね方の相違からもいで得ることを提言してみたいと思うだけである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...春曙抄本の「山は」より「家は」に至る一連は校定本によれば五百七...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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