...浮かば抄(すく)わんと相待つ...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...メディカル・タイムズ・アンド・ガゼットにその抄録が掲載された...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...志望者は六月十五日までに、自筆の履歴書、戸籍抄本、写真は手札型近影一葉(上半身正面向)ならびに戸主または保護者の許可証、相添えて事務所まで御送附の事...
太宰治 「正義と微笑」
...(昭和六年十一月渋柿)七 短歌の連作と連句近ごろ岩波文庫の「左千夫歌論抄(さちおかろんしょう)」の巻頭にある「連作論」を読んで少なからざる興味を感じたのであるが...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...又その蔵書から抄出して「稿本普羅句集」をつくられた...
前田普羅 「普羅句集」
...一説に遠く是を望めば蜿蜒娜(えんえんじょうだ)として百蛇の逶(いい)するがごとし因て名づくといふ猶尋ぬべし夫木抄 正嘉二年毎日一首中咲花に錦おりかく高野山柳の糸をたてぬきにして民部卿知家吹たびに水を手向る柳かな 米冠と書いてある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...この売子木を『新撰字鏡(しんせんじきょう)』で河知左(カワヂサ)とし『和名抄』で賀波知佐乃木(カワヂサノキ)としたのは無論サンダンカをいったものではなく何か別の邦産植物を充(あ)ててかく称えたものだろうが...
牧野富太郎 「植物記」
...お露お米の怪異場面に関しては再び綺堂先生の『寄席と芝居と』の一節を抄(ぬきがき)させて頂いてよろしくあなた方に想像して頂こう...
正岡容 「我が圓朝研究」
...(八月二十七日)百八○『ホトトギス』第五巻第十号にある碧梧桐の獺祭書屋(だっさいしょおく)俳句帖抄評の中に砂浜に足跡長き春日かなを評して自分の足跡だか...
正岡子規 「病牀六尺」
...明治三庚午の年後三日於二東京日比谷の馬角齋(ばかくさい)一誌るす松浦武四郎弘引用書目一 日本風土記一 日本輿地路程圖一 現存六帖一 懷中抄一 東涯隨筆一 草蘆雜談一 金森建策筆記一 宗對馬守義功家譜一 隋書一 大清一統圖一 北史一 伯耆民談一 竹島圖説一 太平年表一 長兵衞竹島ばなし他計甚(日本風土記)また竹島と書は...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...仲実(なかざね)の『綺語抄』下にゆうつけ鳥...
南方熊楠 「十二支考」
...その遺風として『袖中抄』の成った平安朝の末頃まで田舎で蚕室の掃き初(ぞ)め式の帚に小松を添えて鼠どもグズグズいわば燻ぶるぞと脅かしたのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...」書牘はこれより無仏斎が二著の抄録に入る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...木崎好尚さんは篠崎小竹の「不可忘」を抄して寄せ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此より其後を抄出する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...もともと日本の抄紙の歴史を見ますと...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...『類聚名義抄(るいじゅみょうぎしょう)』等にも...
柳田國男 「地名の研究」
...春曙抄本のような形がなぜ起こったか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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