...彼女のダンスはとても技巧的だ...
...楽器の演奏には、技巧的な技術が必要です...
...プログラムの作成には技巧的な発想が必要です...
...あの映画の演出は技巧的で、観客を魅了しました...
...この小説は技巧的に書かれていて、読み応えがある...
...不必要または技巧的であるばかりでなく贅沢で無益な仕事をしはじめると...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...既にこのように技巧的である...
太宰治 「小さいアルバム」
...だから技巧的になるといふことは好いことではない...
田山録弥 「三月の創作」
...このネライ所が何となく技巧的に思はれてならない...
田山録弥 「文壇一夕話」
...戀(こひ)の誠(まこと)をば感(かん)ぜぬ切(せつ)なさ!……何(なん)で笑(わら)ふンぢゃ?(斯(か)くの如(ごと)き對照式(たいせうしき)の綺語(きご)――技巧的(ぎこうてき)な比喩語(ひゆご)――を竝(なら)ぶることはシェークスピヤの青年期(せいねんき)にはイギリス文壇(ぶんだん)の流行(りうかう)なりしなり...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...その代りに構成主義や論理主義という哲学教授的概念の方が技巧的に誇張されたのが...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...出来得る限りに於て芸術上の技巧的な個人性を出さないように努めなくてはならぬ...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...技巧的にはさしたる衰えもないが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「印象的」「技巧的」「主知的」「絵画的」ということは...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...したがってまた「技巧的」「主知的」「印象的」「絵画的」等...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...単なる技巧的スケッチ画家でないということである...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...お前の小説は悪い意味で技巧的である...
牧野信一 「「或る日の運動」の続き」
...淡白に見ゆるがために却つて技巧的な念が施されてゐるのを見た...
牧野信一 「ダイアナの馬」
...技巧的な文章への努力などはつまらなくもなるのです...
牧野信一 「浪曼的月評」
...従つて悟性の技巧的な概念によつて...
三木清 「消息一通」
...少し無技巧的におなりになったようである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しかし技巧的に見ても...
柳宗悦 「台湾の民藝について」
...実際これまで辿ってきた壁面を飾る唐草模様が技巧的に劣っていることにも気づいていたが...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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