...機関士が思いのままに使える蒸気を機関助士につくる技倆(ぎりょう)がなかったり...
上田広 「指導物語」
...かくの如き陶器を造るところの技倆(ぎりょう)というものは容易でない...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...私の彫刻の技倆もどうやら世間でも見てくれるようになり...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...其の技倆手腕に畏服するものあり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...どの口でそんなことが言えるか――息子の技倆を考えてやればこそ給料を元どおり与えてるのであって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...技倆はまだ進んではいないが...
豊島与志雄 「白木蓮」
...自分は自分の技倆を信じていゝと思つた...
長塚節 「教師」
...相手の技倆(ぎりょう)まで云々するような下品な黒子の男ではあった...
橋本五郎 「撞球室の七人」
...彫青の技倆も相当らしいから...
火野葦平 「花と龍」
...主婦の技倆(うでまへ)の鮮やかさを口々に褒めそやしはじめたものぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...いつの間にか自分の技倆に恍惚として...
牧野信一 「或る日の運動」
...それは園芸家の技倆に俟(ま)つべきものである...
牧野富太郎 「植物記」
...技倆(うで)自慢のおまえさん...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...鴎外はシエクスピイヤが詩人たる技倆...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...その人の技倆よりも勇気の方を指して言うもののようである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...地名を付けずに済んだのは技倆(ぎりょう)と言ってよかった...
柳田國男 「地名の研究」
...そして伊兵衛の技倆(ぎりょう)を見て...
山本周五郎 「雨あがる」
...予々(かねがね)翁の技倆を御存じの藤堂伯も非常な興味をもって傾聴された...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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