...承服いたしました...
...私たちは彼の主張を承服できない...
...彼は我々の要望を承服するかどうか返事を持ってきていない...
...承服点があれば、ご遠慮なくお知らせください...
...承服された場合、次の段階に進みましょう...
...心の底では承服しなかったのであるが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...やっと承服させるという騒ぎにまで発展した...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...どれも一般の人たちを承服させていないように思われる...
中谷宇吉郎 「立春の卵」
...「全く気込です」と父はすぐ承服した...
夏目漱石 「行人」
...不思議な良さを持っていることを承服させられるだろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...寅吉はその明智に承服しないわけには行きません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それを承服しなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何やら承服し難い顔をして居ります...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...その言葉に叔父は承服できず...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...承服しにくいのです...
久生十蘭 「肌色の月」
...歌学者としても一隻眼を具へ八雲御抄の著があつて当時の大宗匠定家にさへ承服しない見識が見えてゐて...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...押しの一手だけでは世界を承服せしむることはできない...
藤島武二 「画室の言葉」
...作品批評としてはそれを承服しない人もあるでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...理性はついに承服しえず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...大公儀の御沙汰に当藩が承服せぬとなったら...
夢野久作 「名君忠之」
...この野蛮さが事物をここまで克明に徹せしめなければ感覚を承服することが出来なかったという人間の気持ちである...
横光利一 「旅愁」
...むしろ眼見に訴えて人を承服せしめる底の説明を求められる...
和辻哲郎 「鎖国」
...我々の承服し得べき内的必然性を認め得るであろうか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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