...承服いたしました...
...私たちは彼の主張を承服できない...
...彼は我々の要望を承服するかどうか返事を持ってきていない...
...承服点があれば、ご遠慮なくお知らせください...
...承服された場合、次の段階に進みましょう...
...僕はその非難を承服する事が出來ない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...心から承服できたという事が...
太宰治 「散華」
...それだけは私には何としても承服できかねた...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...心の底では承服しなかったのであるが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これは勿論九流各家より云へば承服すべからざる議論であつて...
内藤湖南 「支那目録學」
...また承服もせない...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...どうしても承服出来なかったのである...
中谷宇吉郎 「老齢学」
...そのまま承服したことは申す迄もありません...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...さすがの平次も承服しないわけには行かなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あんな埃(ほこ)りつ臭い荒つぽい男に惚れる筈はないよ」「成程ね」ガラツ八もそれは簡單に承服しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...六十を越した年寄りだつていふぢやないか」「――」平次の論理に承服したものか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次親分」「まさに一言もございません」平次は素直に承服しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...姉のお淺はそんな事を承服しさうも無かつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「どれ/\」平次もこれは承服しないわけに參りません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...浜口(めざましく昂奮して)おれには承服できない……あいつはさんざんな女出入りで...
久生十蘭 「喪服」
...この二人の説も筆者は承服しかねる...
武者金吉 「地震なまず」
...一つとしてわたしを承服させるものはなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...成長した人の頬としては実に空虚であるが嬰児の柔らかい頬としては十分に我々を承服せしめるところの円さである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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