...経広は主上の御口からその茶碗が名高い井戸だということを承ると...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...承ると火事のお話らしいが...
薄田泣菫 「茶話」
...ベエコンもいまは女王と伯爵の間の仲介役を承ることとなったわけである...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...einem Rede und Antwort stehen 答辯(辯明)する;einem Modell stehen ある人(藝術家)のモデルになる;Gevatter stehen 名親を勤める;Schildwache stehen 歩哨に立つ(番兵をする);Schlange stehen列を作つて立つ;seinen Mann stehen ひけをとらない、お相手を承る、尋常に出で合ふ(酒、喧嘩、等々で)和譯1.マリーや、お前はゴム吸口に穴をあけてないぢやないか、それでは坊やがいくら飮まうたつて飮めやしないよ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...「つかぬことを承るようでございますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...承るところによると...
中里介山 「大菩薩峠」
...ありがたく承るがよい...
中島敦 「悟浄出世」
...お上の御用を承る者が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お話を承るとしませう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...世には有とか承る...
穂積陳重 「法窓夜話」
...一粒の鉄砂も麁末(そまつ)にならぬような話を承る...
南方熊楠 「十二支考」
...何のお答えも承ることができない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...このゆたかな髭(ひげ)が特にその運び役を承る...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わが仁君玄徳にはよくなさりません」「これは異なことを承る...
吉川英治 「三国志」
...その天数にくわしいと承る...
吉川英治 「三国志」
...そんな御用を承るのは武人の心外であるといわぬばかり...
吉川英治 「新書太閤記」
...互に申し承るべく候ふ事...
吉川英治 「新書太閤記」
...御社参(ごしゃさん)の沙汰(さた)を承ると...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利!手書き漢字入力検索