...家扶(かふ)の孫火庭を呼んで...
海野十三 「西湖の屍人」
...午後一時(ごゞいちじ)の頃(ころ)半時計(はんじばかり)の晝眠(ひるね)は養(やしなひ)の扶(たすけ)となることあれども...
關寛 「養生心得草」
...この「勝義根」と「扶塵根」...
高神覚昇 「般若心経講義」
...この兄弟が川の中で扶(たす)けたものばかりと...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...病を扶け身を起し臥帳掲げて立ちいづる夜半の大空雲もなし...
土井晩翠 「天地有情」
...余は老人子供を扶(たす)け下ろして...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...五人扶持でも侍の切れっ端には相違ない金之助...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...教育界に勢力を扶植することが...
久生十蘭 「蝶の絵」
...萩は已に刈られ花もなき菊の一本二本ねぢくれたるが杖に扶(たす)けられて僅(わずか)に腰をあげあり...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...擬作金(ぎさくきん)三枚十人扶持を受けた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...学資は弘前藩から送って来る五人扶持の中(うち)三人扶持を売って弁ずることが出来た...
森鴎外 「渋江抽斎」
...「寛政五丑年(うしどし)より暫の間三人半扶持御減し當時三人半被下置」と云ふことになつた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...窒扶斯(チフス)を防ぎ実扶的里(ジフテリ)を直すことが出来る...
森鴎外 「妄想」
...お松親子を扶養した...
矢田津世子 「反逆」
...いつまでも二十五両三人扶持というわけでもないだろうからね」「それはそうだ」「もう一つ――これは云わないほうがいいんだが」と...
山本周五郎 「花も刀も」
...諸大名からの夥しい扶持を得て前記の如き贅沢な安逸に耽っているのであるから...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...で、自然、捨扶持、隱し扶持といふものを、牢人に與へてゐた...
吉川英治 「折々の記」
...幸いにも程の情けに扶けられ安楽にはしているが...
吉川英治 「三国志」
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