...あるいはかの人民の扶助金を仰ぐものなり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...楚々衣にも堪(た)えぬらしい妻を良人(おっと)が扶(たす)けて...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...そして後妻になって祖父を扶(たす)け...
高村光太郎 「回想録」
...わたくしが扶け起さうとしても容易には立上れなくなつた...
永井荷風 「雪の日」
...昔から何事も相互扶助でするから案外早く本建築の立ち並ぶ日が来るかもしれない...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...食扶持(くひぶち)だけを貰つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...腸(ちょう)窒扶斯(チブス)に罹って中々の難症...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...何か探しに――何か扶助(ふじよ)の見込みか...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...田村隆一訳/扶桑社エンターテイメントで文庫本が出版されています...
ライマン・フランク・ボーム Lyman Frank Baum 大久保ゆう訳 「サンタクロースがさらわれちゃった!」
...家庭を扶助したりしている女はとかくうるさい...
宮本百合子 「現実の道」
...ことに扶桑閣の戸塚君には...
村山俊太郎 「『教室の記録』の編集を終えて」
...」三沢は己巳席順に「十人扶持...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
......
森鴎外 「遺言三種」
...祖父はこのほかにも家扶(かふ)の渡辺老人や...
山本周五郎 「桑の木物語」
...翁の縁家荒巻家からの扶助によって衣食していたとはいえ全く米塩をかえりみず...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...倒れんとする室町幕府を隠然扶(たす)けるに大いな力をかしていた...
吉川英治 「上杉謙信」
...平常なんらの扶持(ふち)を与えてきた者ではない...
吉川英治 「私本太平記」
...暗に信長への離反を扶け...
吉川英治 「新書太閤記」
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