...ねんごろに扶持して置かれたが...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...三 支那扶掖は天の我に与うる使命なりそれに次いで...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...(ヂュリエットを扶け起し)さうなうてはならぬ筈(はず)ぢゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...日本精神文化研究所というのは今度出来た思想局の伊東局長が勢力扶植のための予算取りと...
戸坂潤 「社会時評」
...「天壌無窮の皇運を扶翼すべし...
蜷川新 「天皇」
...己等一味の勢力を扶殖し...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...一人扶持といえば米五合だが...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...平生(つね)から扶持を受けてる人達とは違ってよ...
広津柳浪 「昇降場」
...お前の扶養(ふよう)など...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...扶持離れの侍でなければならない...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...『諸社根元記』と『扶桑略記』より延喜天徳頃左右馬寮(さうまりょう)に坐せし...
南方熊楠 「十二支考」
...甲子を扶(たす)けながら...
水上滝太郎 「九月一日」
...家令をも家扶をも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...馬廻総支配助役四百二十石十人扶持(ぶち)西原知也...
山本周五郎 「めおと蝶」
...――どうかこの曹操を扶(たす)けて上げてください...
吉川英治 「三国志」
...漢の天下を扶けて...
吉川英治 「三国志」
...またその扶(たす)けを徳としていたかが窺(うかが)われる...
吉川英治 「新書太閤記」
...肩に扶(たす)けられたりして...
吉川英治 「新書太閤記」
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