...けれども元氣不元氣は扨置きあの大病人を唯一人病院に殘して來たといふ事は何となく穩かで無いやうに思はれて多少の不安を其心に覺えずには居られなかつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...何は扨置き父母の行儀を正くして朝夕子供に好き手本を示すこと第一の肝要なる可し...
福沢諭吉 「女大学評論」
...離縁は扨置き厚く看護して...
福沢諭吉 「女大学評論」
...人に接して用談は扨置き...
福沢諭吉 「女大学評論」
...家内の取締は扨置き子供の教育さえ余処(よそ)にすると同時に...
福沢諭吉 「女大学評論」
...何は扨置き普通の学識を得たる上は同時に経済法律の大意を知らしむること最も必要なる可し...
福沢諭吉 「新女大学」
...生計不如意(ふにょい)の家は扨置き...
福沢諭吉 「新女大学」
...何は扨置き目下の緊急事なりとて...
福沢諭吉 「新女大学」
...ソレ故(ゆえ)私なども江戸に来(く)れば何は扨置き桂川の家には訪問するので...
福澤諭吉 「福翁自伝」
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