...何か焦げるにほひの・こゝまではあるけたところで熱い温泉(ユ)がある(山口へ)・あかるくあつくあふれる湯にひたりおもひで(湯田入浴)・惜しみなくあふるゝよながるゝよ(途上即事)・街からついてきた蠅で打つ手は知つてゐるゆふべおもむろに蠅は殺された・打つ手を感じて蠅も私もおちつかない草が青うてどこかの豚が出て遊ぶ・よい湯あがりのはだかであるく雑草の風(追加)五月廿四日すばらしいお天気のつゞくことである...
種田山頭火 「其中日記」
...打つ手はあります...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...父と娘との鍬打つ手つきの反力学性...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...どの手を行ってもこのほかに打つ手はない...
中里介山 「大菩薩峠」
...「カチカチ」「ちぇッ」「カチカチ」燧(ひうち)を打つ手先が戦(わなな)いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...次に打つ手が二ついい所があつて...
野上彰 「本因坊秀哉」
...流れる水のようにさらさらと打ち進んで、しかも、碁は非常に広くなつている……これは秀栄の名人芸として有名な話なのだが……秀哉はそれに反して、対局時間は永く、打つ手を、一手一手読み切らないと打てない棋風のようだつた...
野上彰 「本因坊秀哉」
...「君のやうに政府の打つ手を後から後から拝んで行く馬鹿があるか」と長兄は彼を顧みて云ふ...
原民喜 「氷花」
...いくらでも打つ手があった...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...「天下のこと日にあらずなり」私は打つ手も打つ手もみなことごとく駄目だったのだ...
正岡容 「わが寄席青春録」
...これを打つ手の総大将田沼様のご手勢かれこれ三万余人...
三好十郎 「斬られの仙太」
...力のある者の腹を肥やすだけだ」「約束の理由さえわかれば打つ手もあるにちがいない」と去定はまた云った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...鍬(くは)打つ手...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...角に桂馬と……ウーム……こいつあ打つ手がありませんネ……...
吉川英治 「江戸三国志」
...打つ手がある」兄に代って...
吉川英治 「三国志」
...問題は呉に打つ手一つだと思いますが」「よし...
吉川英治 「三国志」
...打つ手も自然出てくるものだ...
吉川英治 「私本太平記」
...打つ手だと思います...
吉川英治 「新書太閤記」
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