...するとKは打ち切るように彼自身の問に返事をした...
芥川龍之介 「彼」
...これでひとまづ打ち切ることにします...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...この辺でいい加減に打ち切ることにしよう...
石川欣一 「可愛い山」
...その点を確かめなければなりません」明智が返らぬ繰り言を打ち切るようにいった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...もし彼女が期限をここで打ち切るならば...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...一応打ち切ることにした...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...浜田は私の愚痴ッぽい言葉を打ち切るように云うのでした...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...いつまでも打ち切ることが出来なかった...
徳田秋声 「黴」
...人々は彼との話題を打ち切る外はないであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...理論的な解決を打ち切ることは...
戸坂潤 「科学論」
...まだ政府に対する質疑を打ち切るに到っておらず...
戸坂潤 「社会時評」
...打ち切るように言いました...
豊島与志雄 「古木」
...仙人谷の出合いまでで打ち切ることになり...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...それを平岡は打ち切る勢で遮(さへぎ)つた...
夏目漱石 「それから」
...調べを打ち切ることは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三次郎 (話題を打ち切るために)さあ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...では今日はこれで調べは打ち切ることにする...
室生犀星 「帆の世界」
...武門のごあいさつもはや打ち切る...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??