...手詰りのおりにお銀が余所(よそ)から借りて来てくれた金を返さしたり...
徳田秋声 「黴」
...それだけ暮しも初めほど手詰りでなくなった...
徳田秋声 「黴」
...今見たやうな手詰りになつて来るてえと...
三好十郎 「地熱」
...今のうちにできるだけのことはして置かなくてはなりません」「太橋の店が手詰りだって」「以前のようにはまいらなくなりました...
山本周五郎 「新潮記」
...太橋の財政が手詰りかかったと聞いたとき...
山本周五郎 「新潮記」
...「こっちが手詰りになったからといって途中であやまるなんてまねは...
山本周五郎 「ちいさこべ」
便利!手書き漢字入力検索