...畳へはいる手答えと...
芥川龍之介 「偸盗」
...あたかも利刃を揮(ふる)って泥土を斬(き)るに等しい何らの手答えのない葛藤を何年か続けた後に...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...何の手答えもなく...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...手答えは確かにありましたけれど...
辰野九紫 「青バスの女」
...その刀も深くずぶりと手答えがしたが...
田中貢太郎 「切支丹転び」
...なんの手答えもなかった...
田中貢太郎 「女賊記」
...大丈夫手答えがある...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...警察に取っては最も手頃の手答えのある活動場面であることが判ったためだろう...
戸坂潤 「社会時評」
...十分の手答えを感じた...
直木三十五 「南国太平記」
...堅い手答えがした...
直木三十五 「南国太平記」
...銭の重味はザックリとして手答えがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...手答えがないのじゃ」「ただいまも...
中里介山 「大菩薩峠」
...今度はたしかに手答えがありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかも手答えの乏しいもの...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは手答えがありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...ほとんどこれは手答えなしに...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは手答えのある感情の動きですから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...手答えのない世界を...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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