...熱が下がって物事がわかるようになる時にはわたしもなおって帰るだろうから……愛さん」いつものとおりはきはきとした手答えがないので...
有島武郎 「或る女」
...ずッしりと手答えして...
泉鏡花 「海異記」
...何の手答えもなく...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...さっぱり手答えがない...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...手答えがないので...
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」
...警察に取っては最も手頃の手答えのある活動場面であることが判ったためだろう...
戸坂潤 「社会時評」
...十分の手答えを感じた...
直木三十五 「南国太平記」
...腕へ感じて来る手答えが...
直木三十五 「南国太平記」
...肉を斬った手答えを感じたし...
直木三十五 「南国太平記」
...銭の重味はザックリとして手答えがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...手答えがないのじゃ」「ただいまも...
中里介山 「大菩薩峠」
...この小娘の手答えが甚だ浅く...
中里介山 「大菩薩峠」
...ほとんどこれは手答えなしに...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうしても手答えがないものだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...これへ出え」この威嚇に対しても手答えのないこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...たしかに手答えがあった...
中里介山 「大菩薩峠」
...手答えもなく衣桁は倒れて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それは手答えのある感情の動きですから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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