...一度その軍刀が赤くなった事もあるように思うがどうも手答えはしなかったらしい...
芥川龍之介 「首が落ちた話」
...何の手答えもなく...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...何の手答えもない...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...手答えがないの?」側で見ていた諸戸が...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...チャーンとその何にも見えないとこで手答えがあったりして……ええ...
大阪圭吉 「銀座幽霊」
...が……何の手答えもなく...
豊島与志雄 「狐火」
...十分の手答えを感じた...
直木三十五 「南国太平記」
...掌の中へこたえた手答えが...
直木三十五 「南国太平記」
...それも手答えがなかったために...
中里介山 「大菩薩峠」
...この小娘の手答えが甚だ浅く...
中里介山 「大菩薩峠」
...その手答えは極めて遅く...
中里介山 「大菩薩峠」
...ほとんどこれは手答えなしに...
中里介山 「大菩薩峠」
...いっこう手答えがなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...「お留守でございますか」駄目を押したが、手答えもなく、そろそろと侵入してみたが誰も咎(とが)める者もない...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらの見識を見せてやろうというつもりでもあろう……一向に手答えのないこと以前の如し...
中里介山 「大菩薩峠」
...たしかに手答えがあった...
中里介山 「大菩薩峠」
...ぬれた雨戸は何んの手答えもなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もし手答えがなかったら...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
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