...彼女は手癖が悪く、小さなものでも盗んでしまうことがある...
...あの人は手癖がいいから、お土産に何かもらうと嬉しい...
...子供の頃、手癖が悪かった私は何度も家のものを壊してしまった...
...手癖のせいで握力がついたという人もいるかもしれない...
...有名人の手癖の悪さがニュースで取り上げられることもある...
...手癖がわるいと評判されているのは...
梅崎春生 「黄色い日日」
...奴はあれで手癖(てくせ)が悪いのです...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...それが手癖の悪い証拠になるのでしょうか...
太宰治 「燈籠」
...子供の時から手癖が悪くて...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...どうやら手癖もよくないらしかった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...下原宿の嘉助という者の実は……甥(おい)なんだがね」「はい」「餓鬼(がき)の時分から手癖が悪くって...
中里介山 「大菩薩峠」
...とても手癖の悪い...
中里介山 「大菩薩峠」
...不思議とこの兵助は餓鬼の時分から手癖が悪いくせに...
中里介山 「大菩薩峠」
...催眠術を応用して手癖のわるいんだの...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...不斷から手癖の惡い娘で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お師匠のお舟さんだって、同じような目に逢ってますよ、あの女には隠し男があるとか、あとでお店(たな)へ行って尻をまくる奴があるかも知れないとか――嫌な千三つ屋じゃありませんか、あの野郎こそ、嘘つきで、胡麻擂(ごます)りで、手癖が悪くて、瘡(かさ)っかきで、――伊丹屋の若旦那の古いアラを捜していたぶってばかりいるそうで――」「まア、兄さん」お袖はまた止めました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この時こそ手癖の悪い連中の書き入れ時であった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「バブル崩壊」
...あの子はまえから手癖が悪い...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...まえから手癖が悪かったとか...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「勘当をされても手癖がなおらぬ上に大恩ある家のお嬢様を盗むは何事だ」と責めた...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...手癖の悪い娘が出来たり...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...餓鬼の時から手癖が悪く――」「抜け参りからぐれ出して...
吉井勇 「或る日の小せん」
...餓鬼の時から手癖が悪うございまして...
吉井勇 「或る日の小せん」
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