例文・使い方一覧でみる「手柄顔」の意味


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...今晩は少のうございますね」手洗いの湯をすすめに来た母はほとんど手柄顔(てがらがお)にこう云った...   今晩は少のうございますね」手洗いの湯をすすめに来た母はほとんど手柄顔にこう云ったの読み方
芥川龍之介 「子供の病気」

...尾崎の諸君に手柄顔(てがらがお)をして見せたものであった...   尾崎の諸君に手柄顔をして見せたものであったの読み方
淡島寒月 「明治十年前後」

...あるいは三角や四角の恋愛を臆面もなく手柄顔(てがらがお)に告白するのを少しも怪(あやし)まない今から考えると...   あるいは三角や四角の恋愛を臆面もなく手柄顔に告白するのを少しも怪まない今から考えるとの読み方
内田魯庵 「美妙斎美妙」

...」と手柄顔(てがらがお)をした...   」と手柄顔をしたの読み方
内田魯庵 「二葉亭余談」

...手柄顔に大声を上げた...   手柄顔に大声を上げたの読み方
江戸川乱歩 「吸血鬼」

...さうして三浦左衛門尉さまの手柄顔なる密告に接しても...   さうして三浦左衛門尉さまの手柄顔なる密告に接してもの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...今宵(こよい)は常よりも上らぬ熱を手柄顔に良人(おっと)に示しつつ...   今宵は常よりも上らぬ熱を手柄顔に良人に示しつつの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...その原因は、首領間のあるいは職業団体間の不断の不一致、改革派と革命派との間の不断の不一致、――威勢のよい大言壮語のもとにある深い臆病(おくびょう)心、――正規の降伏勧告に会えばただちにそれらの反抗者らを軛(くびき)の下に立ちもどらせる、従順な遺伝性、――他人の反抗を利用して、主人のもとに駆けつけ、手柄顔をなし、利益本位の忠義だてを高価に売りつけんとする者どもの、卑怯な利己主義と下劣さ、などであった...   その原因は、首領間のあるいは職業団体間の不断の不一致、改革派と革命派との間の不断の不一致、――威勢のよい大言壮語のもとにある深い臆病心、――正規の降伏勧告に会えばただちにそれらの反抗者らを軛の下に立ちもどらせる、従順な遺伝性、――他人の反抗を利用して、主人のもとに駆けつけ、手柄顔をなし、利益本位の忠義だてを高価に売りつけんとする者どもの、卑怯な利己主義と下劣さ、などであったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...大手を振って手柄顔をすることがあります...   大手を振って手柄顔をすることがありますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ともかくも人心を騒がして来たことを手柄顔に説明すると...   ともかくも人心を騒がして来たことを手柄顔に説明するとの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...面白く興じていた手柄顔を...   面白く興じていた手柄顔をの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...空巣狙いやコソ泥を縛って手柄顔をするような平次じゃねえ」「…………」平次は女の縄を解きながら...   空巣狙いやコソ泥を縛って手柄顔をするような平次じゃねえ」「…………」平次は女の縄を解きながらの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...手柄顔で報告してもよいのに...   手柄顔で報告してもよいのにの読み方
火野葦平 「花と龍」

...あの出鱈目(でたらめ)の名簿を手柄顔に警視庁へもって行ったら...   あの出鱈目の名簿を手柄顔に警視庁へもって行ったらの読み方
平林初之輔 「動物園の一夜」

...如何にも手柄顔に火刑柱(ひあぶりばしら)の三人の苦悶を...   如何にも手柄顔に火刑柱の三人の苦悶をの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...ふん縛ってきたところでごぜえます」と手柄顔に云った...   ふん縛ってきたところでごぜえます」と手柄顔に云ったの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...子分たちの屯(たむろ)している中へ来て手柄顔に...   子分たちの屯している中へ来て手柄顔にの読み方
吉川英治 「三国志」

...息子二人は手柄顔(てがらがお)に...   息子二人は手柄顔にの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「手柄顔」の読みかた

「手柄顔」の書き方・書き順

いろんなフォントで「手柄顔」


ランダム例文:
      べきである  

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