...恐らく何か大きな手掛りを掴んだのでしょう...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...ふるえる手で当もなく手掛りのない扉の面を撫で廻しながら動物のような唸(うな)り声をつづけていた...
寺田寅彦 「病中記」
...探す方法の手掛りさえもなかった...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...それは却て研究の手掛りとなる所のものである...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...どこへ望みをかけ得るかという手掛りすらない...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...手掛りを手繰(たぐ)り出しようはありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こうなれば躓(つまず)く石っころも手掛りだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手掛りは何にもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何の手掛りがあろうとも思われません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...歸つた者があるとか」「いえ何んにも」「今日は?」「皆んな一度づゝは出たやうです」これでは何んの手掛りにもなりません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...其處にはもう何んの手掛りも殘つては居ません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手掛りはそれですつかりなくなつたわけですね」八五郎は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大した手掛りもなかつたでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んの手掛りも與へません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その結果はたいした新しい手掛りが見付かつたわけではありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たつた一つの手掛りは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...せめてのことに何か手掛りでも得られないかと思って...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...知らせを受ける手掛りに困った...
山本周五郎 「五瓣の椿」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??