...犯人を捉える手掛りが皆無になる訳ですからね...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...未だに何の手掛りさえ発見出来ないのだ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...あれは重大な手掛りですよ...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...どこにも手掛りはなく...
豊島与志雄 「或る作家の厄日」
...生活の行路(こうろ)を切り開く手掛りが出来(でき)たかも知れないとも想像して見た...
夏目漱石 「それから」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...「何んか手掛りがありましたか...
野村胡堂 「女記者の役割」
...嗅ぎ出す手掛りというものは一つもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何の手掛りを拾ひ當てるかも知れませんぜ」「いろは歌留多(がるた)の通りだ」「へエ――」「犬も歩けば棒にあたる――と言ふ奴さ」平次はそんなことを言ひ乍らも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手掛りの端つこも掴めません――それどころか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今のところ一番望みのある手掛りですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「そんな事でもあれば手掛りになるのですが――」主人宗左衞門は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...飛んだ手掛りが引出されないものでもあるまいと思つてね」相變らず下手に出て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...新らしい手掛り「こりゃ何んだ」肌守りの中から平次は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...微妙な手掛りを見出すのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...他に何等の手掛りもない事件であった...
橋本五郎 「撞球室の七人」
...何か手掛りはないかと...
柳田国男 「故郷七十年」
...登はここが治療の手掛りだと思った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??