...97□× 18―――――□□□097□―――――175□0第二の手懸りは...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...何の手懸りもない...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...どこに一つ手懸りとなるべきものもないのであった...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...そしてこの分析の最も手近かな手懸りが正に学問の分類でなければならない...
戸坂潤 「科学方法論」
...次に之を手懸りとして後者を試みるであろう...
戸坂潤 「科学方法論」
...併し現在のアカデミーと現在のジャーナリズムとを吾々の分析の手懸りとしなければ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...世論を突き止める手懸りは得られないが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...だが果して夫が充分な手懸りとなるに足るだけの生活の表現であるかどうか...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...この意味に於て常識的である処のものが手懸りとなるのでなければならない(例えば懐疑的な立場から引き出されたデカルトの Cogito は常識的ではない)...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...適当な手懸りさえあるならば――手懸りとは併し出発(原理)のことではない――どの段階のもつ条件から出発しても...
戸坂潤 「再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」
...何一つ遺留品も手懸りもなく...
牧逸馬 「双面獣」
...何ら目的とする身許判明の手懸りは得られそうもないので...
牧逸馬 「土から手が」
...種々調べたが手懸りだに見出さぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...あるいはその手懸りにあったのであります...
吉川英治 「江戸三国志」
...何かの手懸りがあるようにと...
吉川英治 「江戸三国志」
...敵状を知る手懸りとするなどは...
吉川英治 「私本太平記」
...多年の宿題としている武蔵と禅家との交渉を知る何かの手懸りになるかもしれない...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...いわゆる技(わざ)の手懸り...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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