...ドーンと鈍いそして力づよい手応えが両腕を痺(しび)れさせた...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...でもなんという奇妙な手応えだろう...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...思いがけない手応えがあったのだ...
海野十三 「地獄の使者」
...どの質問もどの質問も手応えがあったからねえ...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...」手応えがなくて...
豊島与志雄 「好人物」
...たしかに手応えがあったことだ...
豊島与志雄 「ものの影」
...竹槍は何の手応えもなく...
永井隆 「長崎の鐘」
...――口惜しいけれど手応えなしさ」「ふざけるな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ひどい手応えがある...
葉山嘉樹 「信濃の山女魚の魅力」
...グニャグニャするばかりで一向に手応えがない...
久生十蘭 「魔都」
...」連中の青息は穴のあいた風琴のやうに手応えもなくなり...
牧野信一 「熱海線私語」
...手応えは充分にあったのだ...
室生犀星 「野に臥す者」
...人の腹のなかになんらの手応えをも与え得ない...
山本実彦 「十五年」
...手応えは慥かだったし...
山本周五郎 「風流太平記」
...怒つても手応えがないので雪の上で地団太を踏み...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...何の手応えもない不動の秩序の古古として潜んでいるのが感じられると...
横光利一 「旅愁」
...何の手応えもなかった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...――然し、仰向けざまに蹌(よろ)けながら抜打ちに薙(な)いだ刀に、手応えはあった...
吉川英治 「山浦清麿」
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