...手応えはあるまいということ...
伊藤野枝 「転機」
...半之丞は一向手応えがない...
海野十三 「くろがね天狗」
...手応えがあった...
海野十三 「地獄の使者」
...木島の身体は水母(くらげ)のように手応えがなかった...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...肉体を突刺したような手応えは一度もなかった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...もっと手応えあり...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...」手応えがなくて...
豊島与志雄 「好人物」
...ちょっと押してみると手応えが重い...
中里介山 「大菩薩峠」
...このささやかな合図で忽(たちま)ち手応えのあるところを以てして見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...真名古の手先には急に手応えがなくなり...
久生十蘭 「魔都」
...怒つても手応えがないので雪の上で地団太を踏み...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...……可哀相に……めいめい自分で覚えがあり過ぎるために……否……否……今まで手応えのある相手を発見し得なかった古今無双の二つの脳髄同志が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...何の手応えもない不動の秩序の古古として潜んでいるのが感じられると...
横光利一 「旅愁」
...矢代は緊張がゆるんで手応えのない感じで手を上げた...
横光利一 「旅愁」
...こうなるとほとんど手応えなく蜀兵の撒血(さんけつ)にまかせ...
吉川英治 「三国志」
...手応えもみせよう...
吉川英治 「新書太閤記」
...手応えもなかった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...何の手応えもなかった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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