...半之丞は一向手応えがない...
海野十三 「くろがね天狗」
...「確かに手応えはあったが...
海野十三 「くろがね天狗」
...手応えがあったのだ...
海野十三 「地球を狙う者」
...――手応えはあった...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...肉体を突刺したような手応えは一度もなかった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...ぐんなりした手応えと一緒に...
大坪砂男 「浴槽」
...「たしかに手応えがしたぞ...
田中貢太郎 「怪人の眼」
...然しそれには、何かの伴奏か、反響か、手応えが、ある筈である...
豊島与志雄 「幻覚記」
...お嬢さんから返事は来るのか」「滅多に手応えが無いんだそうで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ぐにゃぐにゃするばかりでいっこうに手応えがない...
久生十蘭 「魔都」
...後ろへ体を傾けて引くと荒々しい手応えがあり...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...……可哀相に……めいめい自分で覚えがあり過ぎるために……否……否……今まで手応えのある相手を発見し得なかった古今無双の二つの脳髄同志が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...何の手応えもない不動の秩序の古古として潜んでいるのが感じられると...
横光利一 「旅愁」
...にやにや手応えのない笑い方をしていたが...
吉川英治 「三国志」
...ちと手応えに不足で...
吉川英治 「新書太閤記」
...たしかに感じられた手応え...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...何の手応えもなかった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...例えば、閣老の土井利勝(としかつ)は、自身、謀首(ぼうしゅ)となったような顔して、列藩の諸侯へ、謀叛状(むほんじょう)を送り、その手応えで、諸侯の肚(はら)を打診したという――奇怪なうわささえ巷間(こうかん)に洩れていた...
吉川英治 「柳生月影抄」
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