...手応えはあるまいということ...
伊藤野枝 「転機」
...ピーンと手応えがあった...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...でもなんという奇妙な手応えだろう...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...再び手応えあって...
海野十三 「千早館の迷路」
...たしかに手応えがあったことだ...
豊島与志雄 「ものの影」
...竹槍は何の手応えもなく...
永井隆 「長崎の鐘」
...このささやかな合図で忽(たちま)ち手応えのあるところを以てして見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...「手応えなし」それでいて...
葉山嘉樹 「信濃の山女魚の魅力」
...しかし何の手応えもないのでした...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...グニャグニャするばかりで一向に手応えがない...
久生十蘭 「魔都」
...後ろへ体を傾けて引くと荒々しい手応えがあり...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...最初の手応えはカルパセア号―― The Carpathia ――で...
牧逸馬 「運命のSOS」
...と思われる手応えで……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...矢代は緊張がゆるんで手応えのない感じで手を上げた...
横光利一 「旅愁」
...彼は暫く手応えのない問いをつづけつつ...
横光利一 「旅愁」
...にやにや手応えのない笑い方をしていたが...
吉川英治 「三国志」
...手応えもなかった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...――然し、仰向けざまに蹌(よろ)けながら抜打ちに薙(な)いだ刀に、手応えはあった...
吉川英治 「山浦清麿」
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