例文・使い方一覧でみる「手切金」の意味

...友人なんか仲に入つて百五十円とか手切金を遣つたさうだ... 友人なんか仲に入つて百五十円とか手切金を遣つたさうだの読み方
石川啄木「鳥影」

...友人なんか仲に入つて百五十圓とか手切金を遣つたそうだ... 友人なんか仲に入つて百五十圓とか手切金を遣つたそうだの読み方
石川啄木「鳥影」

...最も安い手切金だと思つた... 最も安い手切金だと思つたの読み方
岩野泡鳴「泡鳴五部作」

...妾の方は手切金をたんまり貰えば... 妾の方は手切金をたんまり貰えばの読み方
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子「あの顔」

...手切金を請求した... 手切金を請求したの読み方
武田麟太郎「日本三文オペラ」

...踊り子母子の方は手切金の証文まで持って来て見せたから... 踊り子母子の方は手切金の証文まで持って来て見せたからの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...別れる時にはかなりの手切金をとられた... 別れる時にはかなりの手切金をとられたの読み方
田畑修一郎「医師高間房一氏」

...その後売女の手切金（てぎれきん）につきてはまた別に記すべし... その後売女の手切金につきてはまた別に記すべしの読み方
永井荷風「桑中喜語」

...進の方からはまさか手切金の請求を恐れたわけでもあるまいが... 進の方からはまさか手切金の請求を恐れたわけでもあるまいがの読み方
永井荷風「つゆのあとさき」

...すると女の方では大変怒ってとうとう男の所在（ありか）を捜し当てて怒鳴（どな）り込（こ）みましたので男は手切金を出して手を切る談判を始めると... すると女の方では大変怒ってとうとう男の所在を捜し当てて怒鳴り込みましたので男は手切金を出して手を切る談判を始めるとの読み方
夏目漱石「現代日本の開化」

...大した物はない筈で」「お富と別れるとき手切金と言つたやうな纒（まと）まつたものを出したことだらうな」「やつたかも知れませんが...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...勿論手切金の問題です... 勿論手切金の問題ですの読み方
浜尾四郎「死者の権利」

...そうした手切金の一部として五百円やるから... そうした手切金の一部として五百円やるからの読み方
浜尾四郎「死者の権利」

...被告人は被害者が手切金を請求したと主張しているけれども... 被告人は被害者が手切金を請求したと主張しているけれどもの読み方
浜尾四郎「死者の権利」

...莫大な手切金を頂いて引き下つたものもあれば... 莫大な手切金を頂いて引き下つたものもあればの読み方
正宗白鳥「玉の輿」

...手切金も主人が立替てくれさうなものである... 手切金も主人が立替てくれさうなものであるの読み方
水上滝太郎「大阪の宿」

...手切金は、俺が出すよ... 手切金は、俺が出すよの読み方
三好十郎「胎内」

...手切金を強請した... 手切金を強請したの読み方
森鴎外「細木香以」

「手切金」の読みかた

「手切金」の書き方・書き順

いろんなフォントで「手切金」

ランダム例文：
さらう月前献酬