...彼女の手並みが美しい...
...手並みを揃えて作業を進めましょう...
...彼は手細かく、手並みもきれいだ...
...手並みが揃っていないと、完成度は下がる...
...手並みを整えるために、もう一度やり直しましょう...
...坊城はわが手並を見ろとばかり滑ったが...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...かつて店の盗難事件を依頼してその手並みのほどを知っている...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...何も神様の手並が拙(まづ)くて...
薄田泣菫 「茶話」
...目まぐるしい火花の出そうな激しい手並の内がいつまで経っても優劣をつけがたいので...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...」今に手並を見せると云う風で...
寺田寅彦 「鴫つき」
...手並を見せて頂くとしよう...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...小藤次は、益満の人間と、手並とを、人の噂に聞いてはいたが、その突飛な振舞を、何んと考えていいか、判断がつかぬし、その人を馬鹿にした、益満の後方から、従いて行く、自分のことを考えると、一体何う処置していいのか、判らなくなってきた...
直木三十五 「南国太平記」
...いで北国人の手並を見せてくれんと...
中里介山 「大菩薩峠」
...その心憎い同業者(?)の手並を見てやろうという気になりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この体(てい)をお角さんが見て、ははあと一切を合点しているうちに、立会の者の囁(ささや)くところを聞いていると、この傍若無人の悪ざむらいが、今までの手並で、この芸妓連を見かけると、得たりとばかり分け入って、いちいちその頬っぺたを撫で歩いたのが、喧嘩のもとだということです...
中里介山 「大菩薩峠」
...子供の二人や三人を引裂くのは朝飯前の手並であり...
中里介山 「大菩薩峠」
...お手並を拝見しようと思っての...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...その骨牌をやる部屋へ入ると脱いでおいたのだった)「この上のお手並の証拠を拝見するために...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...あなたの御手並は兼々聞及んでゐるのですが...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...皆綿入(わたいれ)で裁縫の手並(てなみ)をここでも見せる...
柳宗悦 「陸中雑記」
...すばらしい手並をみせていますよ」万三郎は壕の縁にとびついた...
山本周五郎 「風流太平記」
...「手並みを見よ」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...マツイがこの小型フォードを操縦する手並を想像してスマ子女史は愉快になっていた...
吉行エイスケ 「職業婦人気質」
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