...彼女の手並みが美しい...
...手並みを揃えて作業を進めましょう...
...彼は手細かく、手並みもきれいだ...
...手並みが揃っていないと、完成度は下がる...
...手並みを整えるために、もう一度やり直しましょう...
...そのある物は構造上に多分の手並を示している...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...わが女房のお手並を拝見したい...
太宰治 「お伽草紙」
...今度は若い連中のお手並を拝見しようと思つて...
徳田秋聲 「籠の小鳥」
...如何様(いかよう)の手並(てなみ)を彼が現わすかということが玄人(くろうと)仲間の研究物(けんきゅうもの)であったということと...
中里介山 「大菩薩峠」
...先生のお手並には恐れ入ったものでげす...
中里介山 「大菩薩峠」
...宇治山田の米友の槍の手並と...
中里介山 「大菩薩峠」
...軽井沢の宿でたいてい手並はわかっているではないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...この体(てい)をお角さんが見て、ははあと一切を合点しているうちに、立会の者の囁(ささや)くところを聞いていると、この傍若無人の悪ざむらいが、今までの手並で、この芸妓連を見かけると、得たりとばかり分け入って、いちいちその頬っぺたを撫で歩いたのが、喧嘩のもとだということです...
中里介山 「大菩薩峠」
...首ハネるまでのこっちゃさかい――阪者(さかもん)の手並...
中里介山 「大菩薩峠」
...クララ夫人のピアノの手並(てなみ)と...
野村胡堂 「楽聖物語」
...小娘の手並でこれくらゐのことができるかどうか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お手並を拝見しようと思っての...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...しっかり手並を見せてちょうだい」そこで中庭へひき出して...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...「そう言われるのは決して平凡なお手並みでない芸に違いない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「そろそろお手並を聞かして貰おうじゃないか」少し酒がまわったとき吉良がそう云い...
山本周五郎 「つばくろ」
...わが手並を見てから広言を払え」と...
吉川英治 「三国志」
...「手並みを見よ」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...凌振(りょうしん)の手並は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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