...彼女の手並みが美しい...
...手並みを揃えて作業を進めましょう...
...彼は手細かく、手並みもきれいだ...
...手並みが揃っていないと、完成度は下がる...
...手並みを整えるために、もう一度やり直しましょう...
...君に入智恵をした手並でも分っている様に...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...あんなに注意したんだがなあ」諸戸は賊の手並に感嘆して云った...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...私なんかの手並に驚いていらッしゃるようじゃ駄目ですわ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「梟の眼」
...白葡萄酒(しろぶどうしゅ)がなくて残念ですがお手並はよく存じていますよと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...手並を見せて頂くとしよう...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...「女給さんの手並みはなるほど見事だ...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...いで北国人の手並を見せてくれんと...
中里介山 「大菩薩峠」
...首ハネるまでのこっちゃさかい――阪者(さかもん)の手並...
中里介山 「大菩薩峠」
...クララ夫人のピアノの手並(てなみ)と...
野村胡堂 「楽聖物語」
...小娘の手並でこれくらゐのことができるかどうか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お手並拝見いたし……」言葉尻が...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...お手並を拝見しようと思っての...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...「手堅(がた)い」とか「手並(なみ)がよい」とか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...「そろそろお手並を聞かして貰おうじゃないか」少し酒がまわったとき吉良がそう云い...
山本周五郎 「つばくろ」
...鮮やかにその裏をかいた敵の手並のいつにも似ない戦略ぶりにあった...
吉川英治 「三国志」
...自身の手並のほどを見せ示そうとする気らしい...
吉川英治 「三国志」
...この呂宋兵衛の手並(てなみ)にもこりず...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「手並みを見よ」と...
吉川英治 「新書太閤記」
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