例文・使い方一覧でみる「手だし」の意味

...おれたちもけっして手だしはしないさ... おれたちもけっして手だしはしないさの読み方
ハンス・クリスティアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 楠山正雄訳「旅なかま」

...身なりも派手だし... 身なりも派手だしの読み方
梅崎春生「Ｓの背中」

...みずからは手だしをしないこと... みずからは手だしをしないことの読み方
海野十三「少年探偵長」

...わたしが手だしさえしなかったら... わたしが手だしさえしなかったらの読み方
ソーロー　Henry David Thoreau 神吉三郎訳「森の生活――ウォールデン――」

...ぼくはダンスは下手だし... ぼくはダンスは下手だしの読み方
田中英光「オリンポスの果実」

...実におれには苦手だし... 実におれには苦手だしの読み方
豊島与志雄「失われた半身」

...こちらは不愉快に黙りこむの一手だし... こちらは不愉快に黙りこむの一手だしの読み方
豊島与志雄「失策記」

...針仕事も上手だし... 針仕事も上手だしの読み方
ジョナサン・スイフト　Jonathan Swift 原民喜訳「ガリバー旅行記」

...誰がどこを掘ろうと勝手だし... 誰がどこを掘ろうと勝手だしの読み方
久生十蘭「あなたも私も」

...しかし一面美しくもなし、話は下手だし、字は拙し（後には旨くなつたが）、才気煥発などとは凡そ縁の遠い地味な存在でもある... しかし一面美しくもなし、話は下手だし、字は拙し、才気煥発などとは凡そ縁の遠い地味な存在でもあるの読み方
平野萬里「晶子鑑賞」

...小児科の林先生は上手だし... 小児科の林先生は上手だしの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...オヤユビくんに手だしはしませんでした... オヤユビくんに手だしはしませんでしたの読み方
セルマ・ラーゲルレーヴ　Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳「ニールスのふしぎな旅」

...場もちは上手だし――... 場もちは上手だし――の読み方
山崎富栄「雨の玉川心中」

...命ずるまでは手だしをするな... 命ずるまでは手だしをするなの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...手だしはすなと仰せられた」しかし... 手だしはすなと仰せられた」しかしの読み方
吉川英治「三国志」

...よくも生意気（なまいき）な手だしをしやがったな！」うばい取った般若丸（はんにゃまる）を持ちなおして... よくも生意気な手だしをしやがったな！」うばい取った般若丸を持ちなおしての読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...お針は上手だし、礼儀作法といい、人当りの姿態（しな）もよし……、武大（ぶだ）さんとやらが羨（うらや）ましいね」「オヤ、禁句ですよ旦那... お針は上手だし、礼儀作法といい、人当りの姿態もよし……、武大さんとやらが羨ましいね」「オヤ、禁句ですよ旦那の読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...笛も上手だしね」「女が... 笛も上手だしね」「女がの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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