...はたして手ごたえがあった...
海野十三 「火星兵団」
...快(こころよ)い手ごたえが...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...妙な手ごたえがあったのです...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...手ごたえあり...
太宰治 「虚構の春」
...獲物(えもの)に手ごたえがありそうじゃ」「神尾殿の仰せの通り...
中里介山 「大菩薩峠」
...今度はさっぱり手ごたえがありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...「カツン」手ごたえはあったが...
中里介山 「大菩薩峠」
...それらはすべてありふれた手ごたえのない眺めだった...
原民喜 「死のなかの風景」
...さっぱり手ごたえがないのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「たれかッ!」手ごたえはあった...
本庄陸男 「石狩川」
...山峡にかさこそと降り積った雪は手ごたえなく軽かった...
本庄陸男 「石狩川」
...母はあまり手ごたえのないのを物足らなく思うくらいであった...
森鴎外 「最後の一句」
...刀が相手を斬った手ごたえで「あっ」と思った...
山本周五郎 「花も刀も」
...小兵なりといえど金吾、さはさせじとあるべきところです、その手をパッと払い上げると、両々の体が相迫っている機をすかさず、雷霆(らいてい)の早さで体当て一本、「えいッ」と試みましたが、空を衝(う)って、手ごたえはない...
吉川英治 「江戸三国志」
...まるで手ごたえが相違しております」「すると...
吉川英治 「江戸三国志」
...なんの手ごたえもなく...
吉川英治 「神州天馬侠」
...手ごたえもなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...棒で蒲団を押したような手ごたえが...
吉川英治 「松のや露八」
便利!手書き漢字入力検索