...手ごたえがあり、男のがっちりとした体(からだ)をつかまえたとたんに、首(くび)をぐいとしめあげられた...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...はたして手ごたえがあった...
海野十三 「火星兵団」
...かすかな手ごたえがあって...
江戸川乱歩 「大金塊」
...なんの手ごたえもありません...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...みょうな手ごたえでした...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
......
高見順 「死の淵より」
...手ごたえあって糸を繰ると...
壺井栄 「瀬戸内の小魚たち」
...なんとなく手ごたえが片意地で...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...手ごたえのある奴でなければ斬ってみようと思わなかった...
中里介山 「大菩薩峠」
...手ごたえの変なところがないではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...今の不意討ち的訊問の手ごたえを見てとろうとしたのである...
平林初之輔 「犠牲者」
...その手ごたえのない様子に彼女は嚇(か)ッとするのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...「たれかッ!」手ごたえはあった...
本庄陸男 「石狩川」
...そのぶきみな手ごたえに...
山本周五郎 「夕靄の中」
...その手ごたえのたび...
吉川英治 「私本太平記」
...たしかに一太刀(ひとたち)手ごたえをくれてあるから...
吉川英治 「神州天馬侠」
...たしかに手ごたえはあったらしいが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...棒で蒲団を押したような手ごたえが...
吉川英治 「松のや露八」
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