...もとより手ごたえがない...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...急に手ごたえがぶよぶよすると思った時...
梅崎春生 「風宴」
...ちゃんと手ごたえがあるんだよ...
海野十三 「海底大陸」
...どんな手ごたえがあるか...
海野十三 「海底大陸」
...一こうに手ごたえがない...
海野十三 「海底大陸」
...手ごたえどころではありません...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...犬の五郎丸を殺したのもあの老婆……? 樫の棒で一撃をあたえたときの手ごたえといい...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...たしかに手ごたえがありました...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「無駄骨」
...押しても引いても手ごたえがありません...
豊島与志雄 「長彦と丸彦」
...手ごたえがないので...
中里介山 「大菩薩峠」
...その手ごたえがいっこう薄弱で...
中里介山 「大菩薩峠」
...「おい、お前、こっちを向きな」右に持っている杖を左に持替えて、そうして米友は、その行倒れの襟首(えりくび)をとって引卸して見ようと思って、その手ごたえに、我ながら度胆を抜かれた形で、「おやおや――こいつぁ変だ、こいつぁ、こいつぁ、人間じゃねえや、おっと、人形だ、人形だ、人形が高札を背負って行倒れになってやがらあ!」百九十八斬られた人間の死骸でもなければ、栄養不良の行路病死人でもない、土で形をこしらえた、人間の模造品でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...まるで手ごたえがなく...
平林初之輔 「アパートの殺人」
...その手ごたえのない様子に彼女は嚇(か)ッとするのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...物をくぐんだような手ごたえをあたえた...
本庄陸男 「石狩川」
...ずっと考究し叙述するのに手ごたえも興味もある問題を持ったわけだ」と...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...手ごたえのある蝙蝠がいそうなものだな」曹操をめぐる猛将たちは...
吉川英治 「三国志」
...手ごたえがきこえた...
吉川英治 「私本太平記」
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