例文・使い方一覧でみる「手がかりに」の意味
スポンサーリンク...これからわれわれの取り懸ろうという仕事の手がかりにして貰いたかったわけだよ」「これから取り懸るという仕事とは... 
海野十三 「暗号音盤事件」
...併しこれだけでも随分手がかりにはなる」紋三はそれだけ聞くと...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...べつに賊の手がかりになりそうもないじゃありませんか...
江戸川乱歩 「大金塊」
...結局前に挙げた文を唯一の手がかりに...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...事件の手がかりになりそうなものは何も見つからなかった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...たった一つの真の手がかりに気がつかなかったからだ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...それを手がかりに誘惑して見た事も幾度だか知れなかった...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...これは重大な発見の一つの手がかりになるかも知れない...
中谷宇吉郎 「「霜柱の研究」について」
...あの後姿の女についての手がかりにはならない...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...足場を手がかりに...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...匂いを手がかりにして...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...常套（じょうとう）なものの面から突き出たものを手がかりにすることによってであって...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...いつもそれが重要な手がかりになる...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...手がかりになるかもしれない...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...三の材料を手がかりに今日も名高いあの「怪談牡丹燈籠」を書き上げた...
正岡容 「小説 圓朝」
...それを手がかりにぼくは詩の世界に足をふみこんだのである...
山之口貘 「詩とはなにか」
...そこに落ちていた麻糸の切屑で推定される……という事にきまったがね」「手がかりにはなりませんね...
夢野久作 「二重心臓」
...なおその手がかりに一縷（る）の断末的な意力を燃やして厳命した...
吉川英治 「新・水滸伝」
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