...あらゆる国境の荒くれ男どもが跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)したのである...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...「チチスベオ」)と覺しき男これに扈從(こじう)したり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...勃萃(ぼっすい)無味なる政治小説や半熟未成の翻訳小説の跋扈(ばっこ)するままに委(まか)していた...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...一方の鉱業人の跋扈(ばっこ)をそのままにしておくとは何事か...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...加害人は跋扈(ばっこ)せしめ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...下の者が跋扈して上の者が屏息するといふのですから...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...彼等が跋扈(ばっこ)するのだ……本当の勇者が一人出づれば一国がおこる...
中里介山 「大菩薩峠」
...富と勢(いきおい)と得意と満足の跋扈(ばっこ)する所は東西球(きゅう)を極(きわ)めて高柳君には敵地である...
夏目漱石 「野分」
...さながら空気中のアルゴンの如くに無慮無数の魑魅魍魎がほしいままに跳梁跋扈しているように感じられてならぬと嗟歎したが...
久生十蘭 「魔都」
...わが邦にも狐狸を取り尽くして兎跋扈(ばっこ)を極め農民困(くる)しむ事しばしばあるが熟兎の蕃殖はまた格別なもので...
南方熊楠 「十二支考」
...おぼしめしで扈従の役を免ぜられる...
山本周五郎 「桑の木物語」
...彼は扈従の人々と...
吉川英治 「三国志」
...もちろん扈従(こじゅう)の臣や公卿などはけっこうはしゃいでひきあげたが...
吉川英治 「私本太平記」
...七名の扈従(こじゅう)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...弓道具は扈従(こじゅう)の手や肩に...
吉川英治 「新書太閤記」
...「花嫁は一丈青の扈三娘(こさんじょう)です...
吉川英治 「新・水滸伝」
......
吉川英治 「新・水滸伝」
...亡び去った」扈従(こじゅう)の臣も...
吉川英治 「源頼朝」
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