「扁」の意味
平らで薄い
小説での「扁」の使い方
...一つの扁額(図200)は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...空中に漂っている苦扁桃水の強い臭いとによって...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...「この蟹田川附近には日本三美林の称ある扁柏の国有林があり...
太宰治 「津軽」
...対岸から扁平たい大きな船の朝鮮人に棹さゝれてやつて来るのを長い間待たなければならないのであつた...
田山録弥 「山のホテル」
...不注意なわれわれ素人(しろうと)には花のない見知らぬ樹木はだいたい針葉樹と扁葉樹(へんようじゅ)との二色(ふたいろ)ぐらいか...
寺田寅彦 「あひると猿」
...「扁桃腺でそんなに酷(ひど)くなるなんて可笑しいね...
徳田秋声 「縮図」
...扁額の支那人の字を見てゐた...
徳田秋聲 「二つの失敗」
...行郡道間漫作依レ例今春復省耕 村々熟路緩二期程一山如二迎揖一皆知レ面 水不二相離一似レ有レ情 馬解二叱声一多左避 轎任二扛法一少斜行 已諳扁字兼二屏画一那問今宵館主名行路の山水の姿態と人馬の動作との一々の特徴は...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...私は扁桃腺(へんとうせん)の除去と...
中谷宇吉郎 「イグアノドンの唄」
...この点に関してはゲーレンもパラセルサスも旧弊なる扁鵲(へんじゃく)も異議を唱(とな)うる者は一人もない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...たちまち彼は扁桃腺(へんとうせん)を冒されて...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...「わからないのかい?」と九鬼は皮肉な笑い方をした……扁理は目をさました...
堀辰雄 「聖家族」
...彼女はそれを扁理との退屈な時間のせゐにした...
堀辰雄 「聖家族」
...夫人もまた絹子と同じやうに扁理を愛してゐるかのやうに...
堀辰雄 「聖家族」
...如ク二扁豆ノ一而シテ狭長可シレ為スレ蔬ト」である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そしてヒノキには扁柏の漢名が慣用せられていれどこれもまた適中していないと思う...
牧野富太郎 「植物記」
...この扁壺を見られよ...
柳宗悦 「工藝の道」
...棒の分類木扁(きへん)に力と書いてオコとよんでいるもの以外に...
柳田国男 「母の手毬歌」
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