...小倉両博士の所論が多大の反響を喚(よ)んだ所以のものは...
石原純 「社会事情と科学的精神」
...汝(なんぢ)の所論(しよろん)は一理窟(りくつ)あるが實際的(じつさいてき)でない...
伊東忠太 「誤まれる姓名の逆列」
...品物を渡したりしているようなことでは駄目だというのはあなたの所論だそうで...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...そんな所論を見つけたわけだ...
太宰治 「もの思う葦」
...そういう題目については従来多くの先輩の各方面からの所論や説述があり...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...な所論の文章を引用することに他ならない...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...猿楽(さるがく)を見るに謡曲の厭世的傾向に相対(あいたい)して狂言の専ら滑稽を主材となしたるは最もよく我が所論を証明するものなり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...私は先生の所論の如何にも陳腐なのに氣が附かずにはゐられなかつた...
南部修太郎 「猫又先生」
...既にほぼ遺憾(いかん)なく所論し尽(つく)されてる観がある...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...小宮氏の所論に対して...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...右所論をもって考うれば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...うんぜんつつじ温泉(うんぜん)岳に産せず」等々の所論が満載されている...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...自ら所論を裏切つたもので...
水野葉舟 「言文一致」
...すべてプルタルコスの所論をアミヨの訳文によってほとんどそっくり借用したものである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...* このパラグラフはレーモン・スボンの『自然神学』の所論をかりたものであるといわれる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「それらの所論は立派であるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その判決の中に二百にあまる他人の所論を引用したと自慢した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...このような所論には...
矢部貞治 「政治学入門」
便利!手書き漢字入力検索