...そんな所論を見つけたわけだ...
太宰治 「もの思う葦」
...映画の実例についての著者の所論や感想は「続冬彦集」に集録してあるから読んでもらいたい...
寺田寅彦 「映画芸術」
...自分の上述の所説の中には和辻氏の従来すでに発表された自然と人間との関係についての多くの所論に影響されたと思われる点が少なくない...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...おのずから前述の所論を支持することになるであろうと思われるのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...今の所論に關係なきを以て省略す...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...これをゴンクウルの所論について見るに...
永井荷風 「江戸芸術論」
...この篇は写生文を品評するに当ってその条項の一となるべき者を指摘してわが所論の応用を試みたものである...
夏目漱石 「写生文」
...リストの作曲はルービンシュタインの所論を俟(ま)つまでもなく...
野村胡堂 「楽聖物語」
...七 川口浩氏の理論的混乱「戦旗」五月号に掲載されてゐる川口浩氏の「平林初之輔氏の所論その他」は...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...次にこれ等の論者の説を吟味しつゝ私自身の所論を展開させてゆくであらう...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...うんぜんつつじ温泉(うんぜん)岳に産せず」等々の所論が満載されている...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...バアクの所論は彼自身の述べる所そのものによって否定される...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...(ホラティウス)* 第一巻第二十六章の所論...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...第三巻第五章における所論と併せよむことによって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ラ・ボエシの「奴隷根性」の所論と一脈相通ずるものがある点に注意すべきであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...前出第三巻第一章「実利と誠実について」における所論(実利主義でゆくか良心第一でゆくか)を想い出していただきたい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...つまりこのソクラテスの所論を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...このような所論には...
矢部貞治 「政治学入門」
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