...前に引用したスペンサーの所論の中にも言ってある通り...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...小倉両博士の所論が多大の反響を喚(よ)んだ所以のものは...
石原純 「社会事情と科学的精神」
...箕作博士の所論もマハン鵜呑みの点がある...
石原莞爾 「戦争史大観」
...自分の上述の所説の中には和辻氏の従来すでに発表された自然と人間との関係についての多くの所論に影響されたと思われる点が少なくない...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...おのずから前述の所論を支持することになるであろうと思われるのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...今の所論に關係なきを以て省略す...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...今日(こんにち)浮世絵の研究は米国人フェノロサその他新進の鑑賞家出でて細大漏(もら)す処なく完了せられたるの後(のち)溯(さかのぼ)つてゴンクウルの所論を窺(うかが)へば往々(おうおう)全豹(ぜんぴょう)を見ずして一斑(いっぱん)に拘泥(こうでい)したるの譏(そしり)を免れざるべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...米国人フェノロサの所論は聊(いささ)かゴンクウルと異なる所あればここにその大略を記述す...
永井荷風 「江戸芸術論」
...審美学者ギヨオは有名なる其の著述「社会学上より見たる芸術」の巻末に於て犯罪者の心理に関するロンブロゾ博士(はくし)の所論を引用して...
永井荷風 「虫干」
...以上の所論はこれも恐らく理想論に過ぎぬかも知れぬが...
仁科芳雄 「原子力の管理」
...次にこれ等の論者の説を吟味しつゝ私自身の所論を展開させてゆくであらう...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...彼の所論を実現すべき人を欠かなかったために...
穂積陳重 「法窓夜話」
...なおまた彼の所論中...
穂積陳重 「法窓夜話」
...バアクの所論は彼自身の述べる所そのものによって否定される...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...あまりに理想に走り過て居る所論をあやぶむ者も多く...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...** ここに述べられている問題は前出第二巻第十二章の所論と共に理解すべきであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...――以上いずれもモンテーニュの所論...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...このような所論には...
矢部貞治 「政治学入門」
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