...前に引用したスペンサーの所論の中にも言ってある通り...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...それゆえに私はこれらの所論に対して...
石原純 「社会事情と科学的精神」
...その後エイゼンシュテインの所論を読んだときに共鳴の愉快を感ずると同時に...
寺田寅彦 「映画芸術」
...映画の実例についての著者の所論や感想は「続冬彦集」に集録してあるから読んでもらいたい...
寺田寅彦 「映画芸術」
...目的論的自然観に反対する所論のある事を注意しておきたい...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...故に今の所論に在らず...
内藤湖南 「學變臆説」
...今の所論に關係なきを以て省略す...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...著者は肉筆画と板画とを合せてここに渾然(こんぜん)たる大美術史を編纂したれどもその所論は殊更(ことさら)北斎を過賞したればフェノロサの研究によるよりもかへつてゴンスに拠りたるものと言はざるべからず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...余は「浮世絵の山水画と江戸名所」なる題名の下に聊(いささ)か国芳の事を論じたればここには新着の西洋美術雑誌に出でたる仏人(ふつじん)Gaston(ガストン)Migeon(ミジョン)の所論を掲ぐ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...もし以上の如き珍々先生の所論に対して不同意な人があるならば...
永井荷風 「妾宅」
...ゾラの所論によると昔の巴里人は郊外の風景に対して今日の巴里人が日曜日といえば必ず遊びに出掛るような熱心な興味を感じてはいなかった...
永井荷風 「夏の町」
...審美学者ギヨオは有名なる其の著述「社会学上より見たる芸術」の巻末に於て犯罪者の心理に関するロンブロゾ博士(はくし)の所論を引用して...
永井荷風 「虫干」
...柳田先生の所論は...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...この篇は写生文を品評するに当ってその条項の一となるべき者を指摘してわが所論の応用を試みたものである...
夏目漱石 「写生文」
...既にほぼ遺憾(いかん)なく所論し尽(つく)されてる観がある...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...バアクの所論を覆えそうとしたのであるが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...どうして彼らのナイル河の干満の原因に関する所論などを真に受ける気になれようか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...前出第三巻第一章「実利と誠実について」における所論(実利主義でゆくか良心第一でゆくか)を想い出していただきたい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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