...映画の実例についての著者の所論や感想は「続冬彦集」に集録してあるから読んでもらいたい...
寺田寅彦 「映画芸術」
...自分にはいわゆる唯物論的社会学経済学の所論をはっきり理解することが困難なように思われるのである...
寺田寅彦 「三斜晶系」
...この所論に対する色々な学者の十人十色の態度を分類してみると...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...そういう題目については従来多くの先輩の各方面からの所論や説述があり...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...相手の所論を強く攻撃する時などには...
豊島与志雄 「最近の菊池寛氏」
...故に今の所論に在らず...
内藤湖南 「學變臆説」
...無所論辯」と云はれ...
内藤湖南 「支那目録學」
...今の所論に關係なきを以て省略す...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...著者は肉筆画と板画とを合せてここに渾然(こんぜん)たる大美術史を編纂したれどもその所論は殊更(ことさら)北斎を過賞したればフェノロサの研究によるよりもかへつてゴンスに拠りたるものと言はざるべからず...
永井荷風 「江戸芸術論」
...余は「浮世絵の山水画と江戸名所」なる題名の下に聊(いささ)か国芳の事を論じたればここには新着の西洋美術雑誌に出でたる仏人(ふつじん)Gaston(ガストン)Migeon(ミジョン)の所論を掲ぐ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...私は先生の所論の如何にも陳腐なのに氣が附かずにはゐられなかつた...
南部修太郎 「猫又先生」
...次にこれ等の論者の説を吟味しつゝ私自身の所論を展開させてゆくであらう...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...右所論の得失を概していえば...
福沢諭吉 「学校の説」
...なおまた彼の所論中...
穂積陳重 「法窓夜話」
...第三巻第五章における所論と併せよむことによって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ラ・ボエシの「奴隷根性」の所論と一脈相通ずるものがある点に注意すべきであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...つまりこのソクラテスの所論を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その判決の中に二百にあまる他人の所論を引用したと自慢した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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