...単にこの所行だけを考えると...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...いかんぞ後年斯かる浅ましき所行(しよぎやう)に身を委(ゆだ)ねんや...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...予(わし)が所行(しょぎゃう)を窺(うかゝ)ひなど致(いた)さうなら...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...第二章 観物銀行(の戸外)へ出勤したジェリーはまもなく裁判所行の御用を仰せつかり...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...自己を野蛮化する所行のように思われたのである...
寺田寅彦 「田園雑感」
...門跡の滅亡はかれらが所行也...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...而もそれが悉く足輕の所行でありましたので...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...」本所行の老婆は首でも絞められるように...
永井荷風 「深川の唄」
...すべての所行というものを封じて...
中里介山 「大菩薩峠」
...おつぎも近所(きんじよ)で髮(かみ)を結(ゆ)うて炊事(すゐじ)の時(とき)でも餘所行(よそゆき)の半纏(はんてん)に襷(たすき)を掛(か)けて働(はたら)いた...
長塚節 「土」
...私としては他所行の穿物といふのが...
牧野信一 「熱海線私語」
...私はその所行は私であるといふ一札を残して...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...余所行の着物を着て...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...念頭に置かぬ者の所行である...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...「本所行き」であつた...
吉川英治 「折々の記」
...支所行きの人選まで木曾が案を作った経緯(いきさつ)があったのに...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
...その所行は全く初期の教会の婦人のようであったとフロイスはいっている...
和辻哲郎 「鎖国」
...ついで普伝の法螺吹き・インチキ師としての性格や所行を数え上げ...
和辻哲郎 「鎖国」
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