...彼の失敗はすべて私の所為です...
...彼女は彼の死の所為だと思っている...
...私たちは彼女の善意の所為でパーティーが成功した...
...彼は人目を引くために嘘をついたが、自分の所為だとは認めなかった...
...私たちは遅れたが、それは天候の所為だった...
...雪ふかき所は雪中には山に入りて樵(きこり)する事あたはざるゆゑの所為(しわざ)にて...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...所為(しわざ)は賤(いやし)けれども芸術(げいじゆつ)の極意(ごくい)もこゝにあるべくぞおもはるゝゆゑに...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...永夜(えいや)清宵(せいしょう)何ノ所為(しょい)ゾと悠々(ゆうゆう)たる調子で吟じた...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...手を動かしていた所為(せい)で...
夏目漱石 「それから」
...たちまち一国が猛烈なる所為(しょい)に出る...
新渡戸稲造 「自警録」
...それッと言うと手が廻った所為(せい)もあったでしょう...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...そんな未熟な所為(しょい)はしない...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...大阪と長崎の殺人は陳東海の所為ではないということになる...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...嗚呼(おこ)なる所為なれど童蒙のために註しつ(以上馬琴の説)...
南方熊楠 「十二支考」
...旅より還って富人の所為と知れどその財を貪って咎めざるのみか...
南方熊楠 「十二支考」
...俺の所為(せい)じゃないよ...
森本薫 「華々しき一族」
...馬に毒を嘗(な)めさせたのを少年の所為(せい)にしている事と...
夢野久作 「暗黒公使」
...悪と云ひ……そは事を好む子供の所為(わざ)なり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...新聞社と雑誌社から頼まれて夜分遅くまで投書の和歌を添削する所から其の安眠不足などの所為(せゐ)で...
與謝野寛 「執達吏」
...娘の所為(しょい)でないと分った時は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...彼の所為(しょい)らしく...
吉川英治 「夏虫行燈」
...俺の所為(せい)じゃねェや)そうした...
蘭郁二郎 「鉄路」
...蓋シ霊狐之所為也...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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