...一同のさがさないような場所場所を...
芥川龍之介 「忠義」
...折々悪所場(あくしょば)へ出入(でいり)致し候得念(とくねん)と申す坊主にて有之候...
永井荷風 「榎物語」
...わが髪の白くなるのも打忘れ世にいう悪所場(あくしょば)をわが家(や)の如く今日は吉原(よしわら)明日は芝居と身の上知らず遊び歩いていたその頃には...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...屏風(びょうぶ)などをその場所場所に据(す)えさせた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あまり上手(じょうず)がする音楽でなくても場所場所で感じ深く思われることの多いものであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その後の一同はそれぞれ思いの残る場所場所の話で持ち切っている中でも...
横光利一 「旅愁」
便利!手書き漢字入力検索