...お蓮(れん)は房楊枝(ふさようじ)を啣(くわ)えながら...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...房楊枝(ふさようじ)を持添えて...
泉鏡花 「婦系図」
...手を早や金盥に突込んで、「貴娘、その房楊枝を...
泉鏡花 「婦系図」
...房楊枝(ふさようじ)をくわえながら...
谷崎潤一郎 「刺青」
...小枝のもぎ取られた跡は房楊枝(ふさようじ)のように...
寺田寅彦 「柿の種」
...房楊枝(ふさようじ)とを持って来て...
直木三十五 「南国太平記」
...房楊枝をとった時...
直木三十五 「南国太平記」
...房楊枝をつかいながら...
直木三十五 「南国太平記」
...猿屋の房楊枝(ふさやうじ)を横くはへにして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「猿屋」の房楊枝(ふさようじ)を横ぐわえにして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その『大変』の振出しを呑まされちゃ」平次は房楊枝(ふさようじ)を井戸端の柱に植えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...つくづく寿命の毒だと思うよ」房楊枝(ふさようじ)を井桁(いげた)に挟んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...房楊枝(ふさやうじ)をくはへた浪人者の石卷左陣でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...房楊枝(ふさやうじ)の毛をむしりながら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
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