...戸隠山に於ける、維茂の悪鬼退治はその二なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...岩魚は戸隠山中でもそう容易には口に這入らない...
津村信夫 「月夜のあとさき」
...虚空はるかにけし飛んでそれが現在の戸隠山(とがくしやま)になったという話も...
寺田寅彦 「神話と地球物理学」
...信州の戸隠山から...
中里介山 「大菩薩峠」
...信州戸隠山(とがくしやま)の奥の院というのは普通の人の登れっこない難所だのに...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...雲坪が戸隠山へ登つて猿を描写したのであるさうだが...
野口雨情 「小川芋銭先生と私」
...すぐまた戸隠山へ出掛けた...
林芙美子 「落合町山川記」
...最初は、志賀高原、戸隠山、野尻湖なんぞとまわれるだけまわって、軽井沢ももう倦(あ)きたので、来年の夏を過ごすところを今から物色しておこうと思った...
堀辰雄 「晩夏」
...それからいま此処からは見えないが、戸隠山、飯綱山などがまだ控えている筈だった...
堀辰雄 「晩夏」
...やや遠くになって見えるのは戸隠山だろう...
堀辰雄 「晩夏」
...それは矢田部良吉教授が戸隠山で採集した「とがくししょうま」の標品を...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...粉は戸隠山の産、これも「蕎麦の木」がようやく六寸位のものからとります...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...戸隠山(とがくしやま)の篠竹細工も数え挙げねばなりません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...戸隠山九頭竜権現(くずりゅうごんげん)の申し児であって...
柳田国男 「山の人生」
...虚空山も、戸隠山も、黒姫も、眠たげな霧につつまれている...
吉川英治 「山浦清麿」
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